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2015年11月19日

506 直径

前々回の記事で、シリンダーゲージの測定で最初の基準合わせに苦労していると言う話を書きました。icon74

2015/11/09
504 測定方法
後期の実習では、歯車減速機を作製しています。その軸を旋盤で両センター加工しています。両端はベアリングで受けるので1/100ミリの精度が必要です。そこまで測るためにマイクロメータを使って測定しています。その図り方が個性があってユニークです。背面型「お〜い、目盛り読んで!」アンダーハン…



内径測定と言うのは、ちょっと厄介と言うか、慣れが必要です。
慣れるとマイクロメータスタンドも使わずに1人で合わせられます。←当たり前か・・・
シリンダーゲージ使うたびに「おーい、誰か手伝ってくれ」と言って合わせるわけにもいきませんからねface12
506 直径

外測はマイクロメータで測れば0.01mmまでは比較的簡単に測ることができます。
内測用のマイクロメータもありますが、こちらの方がかなり測定に技術が必要です。
506 直径
内測マイクロメータ。
この測定器の長さが測定値になります。
ラチェット機構とかはないので測定圧も自分で管理しなければなりません。

そして、直径を測らなければ行けません。
当たり前のことを言っていますねface11
直径とはどこでしょう。。。
506 直径
直径は、この図↑の赤い矢印線になります。
中心を通る線です。他の青い矢印線は、直径よりも短くなります。
つまり一番長いところが直径になります。

視点を90度ずらして横から見てみましょう。
506 直径
直径は、この図↑の赤い矢印線になります。
測定面に直角の線です。他の青い矢印線は、直径よりも長くなります。
つまり一番短いところが直径になります。

一番長いところと短いところを同時に探らないといけないのが難しいところです。
シリンダゲージの場合、中心を通るところ一番長い方は自然と出てくれるので、一番短い直角方向をだけをさぐればよいことになります。
ダイヤルゲージの針が折り返すところが直径値と言うことになります。

この測定についての詳細は別記事で書いた方が良いですね。
またまた、そのうちに。。。face11



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Posted by iso at 18:00│Comments(0)実習
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