2020年08月06日
768 再加工
ネジが入らないので、どうにかして欲しいという依頼です。

ネジ溝をわずかに深くするか、広くするか、の追加工をします。
学生さんは、そんなことできるんですか!といった反応
ここで解説しておきましょう。
チャックで保持する部分が異形なのでジグを使って固定します。もともと、これを作るときに使っていたジグを使えるので問題ありません。
旋盤に製品とネジ切りバイト(刃物)をつけて、ネジを切るときのように、ピッチに合わせた送りを選んで、ハーフナットをかまして、ちょっとだけ回転させます。

製品の位置もバイトの位置も適当につけているのでバラバラで合っていません。

刃物台の横送りハンドルを使ってバイトの位置がネジ溝に合うように調整します。

ここまで来れば、通常のネジ切りと同じ要領で大丈夫ですね。
あまり切り込みすぎると、ユルユルのネジになってしますので要注意です。
今回は幅方向に0.05mmほど広げれば大丈夫でした。
手研ぎのハイスのバイトに比べると、超硬で成形されたバイトになって精度はグッと良くなっていると思います。

相手のネジがあれば合わせて確認できるのですが、今回は間に合わなかったためこうなってしまいました。
緩めに作っておけば良かったのでしょうが、力がかかる部分なのでキッチリ目に作っていたことがアダとなりました。
ある意味、想定内の案件でした。
ネジ切りについては、あまり詳しく触れてこなかったので機会をみつけて紹介したいと思います。
ネジ溝をわずかに深くするか、広くするか、の追加工をします。
学生さんは、そんなことできるんですか!といった反応

ここで解説しておきましょう。
チャックで保持する部分が異形なのでジグを使って固定します。もともと、これを作るときに使っていたジグを使えるので問題ありません。
旋盤に製品とネジ切りバイト(刃物)をつけて、ネジを切るときのように、ピッチに合わせた送りを選んで、ハーフナットをかまして、ちょっとだけ回転させます。
製品の位置もバイトの位置も適当につけているのでバラバラで合っていません。
刃物台の横送りハンドルを使ってバイトの位置がネジ溝に合うように調整します。
ここまで来れば、通常のネジ切りと同じ要領で大丈夫ですね。
あまり切り込みすぎると、ユルユルのネジになってしますので要注意です。
今回は幅方向に0.05mmほど広げれば大丈夫でした。
手研ぎのハイスのバイトに比べると、超硬で成形されたバイトになって精度はグッと良くなっていると思います。
相手のネジがあれば合わせて確認できるのですが、今回は間に合わなかったためこうなってしまいました。
緩めに作っておけば良かったのでしょうが、力がかかる部分なのでキッチリ目に作っていたことがアダとなりました。
ある意味、想定内の案件でした。
ネジ切りについては、あまり詳しく触れてこなかったので機会をみつけて紹介したいと思います。
Posted by iso at 18:00│Comments(0)
│旋盤
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