2015年12月01日
508 内径測定
まだ続きがあった。。。
前回までの説明のようにシリンダーゲージは内径を0.01mm単位で測れる測定器です。
測定範囲は合わせたところから±0.5mm程度となります。
なので、あと3mmくらい削って、、、となると何度も合わせ直す必要があります。
実際はそんな面倒なことはできませんし、そんな精度も必要ありませんので、残り0.2mmくらいのところまでノギスで測定していきます。
どんな加工でもそうですが、正確な測定ができていないと正確な加工はできません。
今、何ミリだから、あと何ミリ削る。と言うような感じです。
今、何ミリが間違っていると、できあがりの値もズレています。
内径加工の場合、間違って小さくできていれば、もう一度削り直すことができます。
大きくなった穴は小さくすることはできませんから
ノギスで内径を測定する時ありがちなミスは、

こうやって斜めに測ってしまうこと。
測定するときは真っすぐになっていても、抜く時に斜めになって縮んでしまいます。
そう、この場合の斜めは前回お話した==測定面に直角が一番短くて、斜めになると長くなる==のと逆になります。
測定部分の幅(長さ)が効いてきます。

抜く時に動いてしまうリスクがあるので、抜かずに読み取ろうとします。
その時、読みにくいのでつい斜めにして目盛りを読んでしまっているときがあります。
これも測定器に直線部分があるために直径を測っていないことになります。
いずれも小さく測ってしまうために、まだ小さいからもっと削っても大丈夫、と削りすぎてしまうパターンに陥ります。

他にも測定で誤るパターンはいくつかありますね。
直径目盛と半径目盛を間違える。
数値の桁を勘違いする。
シリンダーゲージのプラスとマイナスを勘違いする。
マイクロメータで1回転(0.5mm)間違える。
わかっていても陥る危ないワナですね
前回までの説明のようにシリンダーゲージは内径を0.01mm単位で測れる測定器です。
測定範囲は合わせたところから±0.5mm程度となります。
なので、あと3mmくらい削って、、、となると何度も合わせ直す必要があります。
実際はそんな面倒なことはできませんし、そんな精度も必要ありませんので、残り0.2mmくらいのところまでノギスで測定していきます。
どんな加工でもそうですが、正確な測定ができていないと正確な加工はできません。
今、何ミリだから、あと何ミリ削る。と言うような感じです。
今、何ミリが間違っていると、できあがりの値もズレています。
内径加工の場合、間違って小さくできていれば、もう一度削り直すことができます。
大きくなった穴は小さくすることはできませんから

ノギスで内径を測定する時ありがちなミスは、
こうやって斜めに測ってしまうこと。
測定するときは真っすぐになっていても、抜く時に斜めになって縮んでしまいます。
そう、この場合の斜めは前回お話した==測定面に直角が一番短くて、斜めになると長くなる==のと逆になります。
測定部分の幅(長さ)が効いてきます。
抜く時に動いてしまうリスクがあるので、抜かずに読み取ろうとします。
その時、読みにくいのでつい斜めにして目盛りを読んでしまっているときがあります。
これも測定器に直線部分があるために直径を測っていないことになります。
いずれも小さく測ってしまうために、まだ小さいからもっと削っても大丈夫、と削りすぎてしまうパターンに陥ります。
他にも測定で誤るパターンはいくつかありますね。
直径目盛と半径目盛を間違える。
数値の桁を勘違いする。
シリンダーゲージのプラスとマイナスを勘違いする。
マイクロメータで1回転(0.5mm)間違える。
わかっていても陥る危ないワナですね

Posted by iso at 18:00│Comments(0)
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