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2016年09月08日

548 ダンマ

ダンマ550L、ダンマ700Lは鱗片状の微小マイカ片を集積し、シリコーン接着剤で一体化した耐熱性・断熱性・電気絶縁性を有する材料です。
<特長>
1.優れた耐熱性(550L:550℃ 700L:700℃)を有します。
2.マイカ鱗片の積層効果により、曲げ強さ及び圧縮強さは一般の断熱材に比べて数倍強く、構造材料としても使用できます。
3.電気絶縁・耐アーク・耐コロナ・耐トラッキング・耐電圧に優れます。
4.切断・切削・研磨・穴あけ等の機械加工が可能です。
素材製造:株式会社岡部マイカ工業所
参照:http://www.okabe-mica.co.jp/plate04.html
この会社の工場は実家のすぐ近くだface08

アスベストに変わる断熱材としても注目されているらしい。
マイカ=雲母の薄ーいシートを積層して固めてあるようです。光沢がある面(茶色)の方向に重ねてあるようです。

ヤスリで削ってみると柔らかで密な感じです。
加工はできそうですが、積層しているので剥がれてこないかが心配です。


四角から丸にします。丸材は高いらしい。
四つ爪でつかんでいると割れて(剥がれて)きましたicon196
逆側に慎重につかみ直して旋削していきます。


なんとか削れていますが、ドリルで穴加工をするとヒビが入ってきました。


φ5→φ9.7とステップしてリーマ加工したんですが、、、もっと細かくステップしないとダメなのか。


突っ切り落として端面加工


なんとか形を維持したままここまで来ました。


ヤスリで面取り加工をしている手の中で粉々になってしまいましたicon95


もう1つも慎重に加工するも穴の段階でクラックが。。。

慎重さが足りなかったのか。。。
切込み0.5、送り0.1程度なのだが。
いつものサーメットだったが、ハイスで0.1ずつくらいだったのだろうか。。。

大きな方は積層方向に加工と言うことでクラックの心配はなさそうです。

加工を進めていくうちに
あれicon60目盛りが変??
目盛りが動いたかな?品物が動いたのかな?
そうでもないようです。
寸法を測ってみるとicon59
大きく(厚く)なってるicon77
どうなってるんだ・・・?

よーく見ると先端側の表面が荒れている。
積層部分が浮いて来てるんだ。

最終的にこうなりましたface10
学生さんと協議を重ねてこれをうまく利用した形で使っていくことになりました。
材料が余分にないだけに加工条件を見つけるのが難しいですね。


  

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2016年08月05日

542 ポリエチレンテレフタレート

ポリエステルの一種で略称PET←こう言われると分かる!

ペットボトルの素材ですね。正式にはこういう名前だったんだ。。。
ペットボトルはキッコーマンの醤油の容器が最初だそうです。

冬物衣料の定番となってきたフリースの素材としても使われています。
加工性や染色性の良さで使われているようです。

こちらのサイトを参考にしました。
http://i-maker.jp/polyethylene-terephthalate-8354.html



無色透明でもないんですね。
着色してあるのかな。ならばなぜにこの色・・・

  

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2015年04月24日

474 SUP9


昨年も製作したフォーミュラチームのパーツです。
素材がS45CからSUP9に変わっています。
バネ鋼(マンガンクロム鋼)のようです。
ブリネル硬さ(HBW)363~429、ショア硬さに換算するとHS52〜62、ロックウエルHRC39〜46にあたるようです。
刃物で加工するにはギリギリと言ったところでしょうか。刃物がすぐに傷んでしまいます。加工条件がよくわからない・・・
1年しか使わないのにそこまでこだわらなくてもface12と思ったりしますが、学生さんのリクエストにお応えしました。

素材とつかみ代を削った状態

今回は外径のテーパー形状から  icon50

CNCのミーリングで2面加工まで終らせて汎用機へ  icon50

汎用機でつかみ部分の加工をすればできあがり  icon50


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2015年04月08日

471 長さ

ちょっと前の依頼なのですが、材料と図面です。

個数はそれぞれ1個ずつ。
素材のサイズはが、左はφ75×L35とφ65×L55、右側2つはφ80×L40。
それぞれにつかみ代を20mm程度つけてくれています。
ありがたや、ありがたや、、、

どうせならφ80は2個分の素材で良かったんじゃないかな。。。
できあがりが20mmにステッキ代(切り落とし幅)と仕上げ代で+5mm、合わせて25mmです。
40mmの素材だと15mmが残ります。それが2個できる(余る?捨てる?)ことになりますね。
残った15mmの素材で何か作ると言うのは一苦労ですね。

2個分20mm×2個+5mm(ステッキ代と仕上げ代)で45mmの長さの素材だとムダなく使えますね。
5mm長く準備するだけで2個分が取れます。
材料代、加工時間の節約になります。

更に言えばφ75も同じ素材から外径を5mm削れば取ることができますね。
45mm+15mm+5mm=65mmで3個分取れます。
外径の5mm分くらいの元は取れるでしょう。

φ65もつなげて、65mm+36.5mm+5mm=106.5mm
どうでしょう?
微妙なところですね。。。

そこまでいかないとしても100mmくらいの長さの単位で購入してはどうでしょうか?
上記の3個なら100mm-65mm=35mm、
4個分なら200mm-106.5mm=93.5mm
これくらい残れば、次に何か作る時にも使えそうです。


  

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2013年07月22日

375 珪藻土


珪藻土のタイルを薄い円板に加工しました。

「珪藻土」最近は家の内装材とかで使われていると聞きますね。
もろくて割れやすいので要注意です。



珪藻土のタイルを治具に貼付けます。
ネジは軽く締めるだけ。
タイル自体の平面度が悪いので、ぴっちり押さえ込むと割れてしまいます。
切削力もわずかなので手で締める程度でも十分のようです。



厚さを加工していきます。
ハイスで十分に削れます。




所定の厚さまで削ったらトレパンカットでくり抜きます。
切れ落ちる瞬間が大事。
落ちた瞬間に飛んでいきましたicon196
すごく軽いんです。




ムラがあるので所々に大きめの穴があいてたりします。
切り口もシャープにはなりません。
もっと鋭い形状の刃物が良かったのかもしれません。  

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2013年04月26日

361 ウレタンアクリレート

色がキレイface02削る前も削った後も。


削ってると切り屑がキレイに巻きついた face08



  

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2011年12月20日

281 SUJ2

今回は、コレicon74

鋼球に段付穴を加工します。

材質が「SUJ2
SK材と同じような材料のようです。ベアリングの鋼球などに使われているようです。
詳細は、リンク先をご参照ください。

熱処理してあるので、かなり硬いんです。face10
ハイスじゃ歯が立たないので、超硬ドリルで加工します。

丸い形だし、つかみキズが付くのもいただけないので、
ジグに収めて加工します。


45度のテーパのところに球を収めます。


ネジ式の蓋で固定します。
蓋の方も45度のテーパで押さえるようになっています。


これを旋盤の3つ爪チャックでくわえます。


まず7ミリの貫通穴を開けます。
センタをもまなくていいようにジグでドリルを案内しています。
段付き穴の12ミリの穴をける時は、ドリルを案内するコマを取り替えます。
球を取り外さずにコマだけ換えるので、芯出しなども不要です。





しかし、硬いね。。。face12
何度もドリル研ぎました。face13
超硬のドリルを研ぐの大変なんだよね・・・face14
メタルボンドの青砥にしていて良かったよ。face11  


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2011年09月15日

264 NAK80

フライスで削ってます。
写真見りゃ、わかるって。



「NAK80」 って材料です。
写真見ても、わからんっちゅうのface13

初めての材種だったので、調べてみました。

簡単に言うと
大同特殊鋼のプレハードン鋼のブランド名だということです。
プレハードン鋼(プリハードン鋼)は、予め熱処理がしてあって
HRC40程度にしてあるものを指すようです。
これだと機械加工もできるし、熱処理無しに使用することができるので、
時間短縮、熱による歪がない、ということです。

詳細は、以下に。

「NAK80」
大同特殊鋼のプラスティック金型材の名称
プラスチック金型用プリハードン鋼 HRC37~43
高鏡面・高性能プラスチック金型用鋼

NAK55というのもあって
鏡面みがき性、放電加工肌、靭性を改善
NAK55に比べ、さらに次の特長を有しております。
■ 鏡面みがき性が極めて良好です。
■ 放電加工肌が緻密で美麗なため梨地シボ加工が可能です。


http://www.ditem.co.jp/product/3_2.html に面白いことが書いてありました。
一部抜粋・編集

NAK誕生秘話!!
<名前の由来>
ナックはNAKと書きます。
ナックに含有されている代表成分はニッケル(N)とアルミニウム(A)と銅(K)であるので、記号で表すとNAKとなります。
それでNAK(ナック)と名づけられました。残りの95%は、鉄であります。
55は、当時欽ちゃんと次郎さんの「コント55号」が超人気でしたので、元祖NAKはNAK55と名づけられました。
これは本当の話です。

さて1980年に、NAK55を改造して開発されたNAKは、1980の80をとりNAK80と銘々されました。
これも本当の話です。

<NAKをプラ型に>
NAKは当初からプラ型用として開発された訳ではありませんでした。
ある開発部長から「プラ型」に使おうという話が出て、下記ニ-ズを解決することから開発が始まりました。
① 工場の出荷時に硬さはHS55以上であること
② 普通の「なま材」並みに切削加工しやすいこと
③ 溶接加工しやすいこと
④ シボ加工しやすいこと
この様な明確なニ-ズに基づき、開発されたとのことです。
さて1980年に、NAK55を改造して開発されたNAKは、1980の80をとりNAK80と銘々されました。
これも本当の話です。

<技術的成功のポイント>
技術的成功のポイントは、「プレハ-ドン」に始めから決めて開発実験を開始したことだとのことです。
いろいろと実験を重ねていく内に、NAKは時効処理しても、切削加工が出来ることが解ってきました。当時の刃物のハイスで、HRC40に硬くなったNAKを切削できたのです。これには皆さん驚きました。
当時、焼入焼戻した構造用鋼で切削できる硬さの限界はHRC30だったからです。
これは凄い発見なのです。理由の解明はできていませんが・・・・
今では、NAK80でもラクラクと切削していますが。



別のところから引用↓

プリハードン鋼 [ぷりはーどんこう]
中程度に焼入れ処理した鋼材で射出成形の金型用鋼材などとして用いられる。一般鋼材の場合、金型の耐久性を上げるために切削後焼入れし、研磨仕上げを行うが、それほど性能を必要としない場合にプリハードン鋼を使用することが多い。ショア硬度約30~50で、切削加工するだけで熱処理せずに使用できるのでコスト低減となり、また焼入れによる変形の問題もなくなる。


  

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2010年01月19日

150 ベリリウム銅


またまた、キノコ発生icon60

今回は、「ベリリウム銅」だそうです。
いつものようにWikipediaで調べてみました。

銅(Cu)に0.15%から2.0%程度を混ぜてベリリウム銅合金として利用される。銅よりもはるかに強く、純銅に近い良好な電気伝導性がある。

銅としては、強度が最も高いようです。
削った感じは、普通の黄銅とさほど違いを感じません。
熱処理するとスゴイんだとか。。。


ベリリウム!?
水、へ、り、べ、、、、の「べ」ですね。

ベリリウム(Beryllium)は金属元素の1つで、元素記号はBe 。原子番号は4。比重は 1.85、融点は 1300 ℃ほど。


ベリリウムと水銀を高速で衝突させると金icon97になるという話を聞いたことがあるような。


  


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2009年12月08日

140 白い粉

怪しい粉が、、、


変なものじゃありません。
セラミックスを削った切りクズです。


右が素材で、左が加工品。

セラミックスは、陶器や磁器のようなものですから、通常は硬くて切削加工はできません。
それを切削加工できるようにしたものが、マシナブルセラミックスと呼ばれるものです。
型に入れて成形したりしなくていいので(=大量生産)、単品の品物などに向いていると言うことです。



イメージとしては、硬いセラミックスの粒を結合力の弱い接着剤みたいなもので固めたモノといった感じ。
硬くはないんですが、脆いのでちょっと注意が必要です。
削るとあたりは、真っ白。



お掃除が大変です。
粒子は硬いので摺動面に入り込んで磨耗したりするとイヤですからね。

  


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2009年11月20日

135 爪のアカ

ジルコニウム(Zirconium):原子番号40。元素記号はZr。比重は6.5、融点は1852℃。

ははぁーん。融点が高いのが狙い目か?

削った感じは、少しネバイ程度で普通に削れました。

んにしても、小せーよicon197

小指に乗せてみました。


完成寸法Φ1×L5。
素材Φ2から削り出します。(Φ1買えばよかったんじゃないの)
Φ2→Φ1.6→Φ1.4→Φ1.2
くらいまでは、なんとか行けるのですが、次でクニャッと曲がってしまいます。
サーメットのチップを新しいモノにして、なんとか削れました。
  


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2009年10月30日

130 チタン


照明の具合で色が変ですね。face10

純チタンです。

    チタン 鋼 ステンレス アルミ マグネシウム 銅
比重 4.51  7.86  7.90  2.80  1.77  8.93
硬さ 140   126   174   60   190   50 (Hv)

重さは、鉄の6割程度ですね。
マグネシウムは、軽いですね。
銅は重いはずだ。。。

重さあたりの比強度では、アルミの6倍、鉄の2倍だそうです。


削った感じは、ステンレスみたいな感じでしょうか。
硬くはなくて少しネバイ感じですね。

表面は超硬のカッターで、穴はハイスドリルで加工しています。  


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2009年10月13日

125 タングステン

以前、こんなのを作っていましたね。


バージョンアップしました。大径5ミリ、小径2ミリ。


2ミリの穴は、超硬のドリルで開きました。



材料が入っていたパッケージをよく見ると、
「トリエーテッドタングステン」と書いてあります。
ちょいと調べてみました。
「トリア」。icon66を含有したタングステン。とのこと。
TIG溶接の溶接棒や電球のフィラメントとして使われているようです。
トリアの含有量によって何種類かあるようです。

トリア(ThO2:二酸化トリウム)icon66

トリウム (Thorium)は、原子番号 90 の元素。元素記号は Th。

この辺で、やめときます。face10


  


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2009年09月08日

116 ハフニウム

ハフニウム (Hafnium):原子番号72の元素。元素記号はHf。


直径2ミリ、長さ5ミリです。
電極に使われるようです。

長さを揃えるだけの加工なのですが、(直径は素材のまま)
削るのは、難しいので砥石(ファインカッター)で加工しています。

金属をグラインダ(砥石)で削ると火花が出ます。
この火花の形状が、金属の種類によって、違うんです。

炭素鋼だとicon50

オレンジ色で火花の先端が散ってますね。
この散り方が、炭素の含有量によって微妙に違うので、材料を見分けることができます。
コレを火花試験と呼んでいます。

ハフニウムは、こんな感じicon50

色が白。火花の先端は散らずにマルくなってます。
イナカッペ大将の涙みたいなカタチ。(わからんやろうな)
写真じゃ分かりずらいですね。


F1のTV中継(生でも良いんですが)で、マシンがアスファルトに接触して、火花が飛び散っているのを見かけたことありますか。
あんなに削れちゃうとマシンに支障が出るので、接触する部分には、軽くて丈夫なチタンのプレートが貼り付けられているそうです。
チタンって言うのは、派手に火花が出る材料なんです。


話がそれてきましたね。
このハフニウム、金と同じくらいの価格だそうですface08
  

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2009年08月11日

109 PEEK

「ぴー・いー・いー・けー」と読むらしい。

ネットで調べてみると、

PEEK(ポリエーテルエーテルケトン,polyetheretherketone)樹脂は,射出成形可能な熱可塑性樹脂としては最高の耐熱性を持つ芳香族系のプラスチックである。融点が334℃で,250℃で連続使用できるという超耐熱性を持つことから,「スーパーエンプラ」とも呼ばれる。

とのこと。
自動車部品の軽量化、サイクロン形掃除機のインペラーなんかに使われているそうです。


ドリルも

フライスも


削った感触は、塩ビとアクリルを足したような感じ。
特に、問題なく削れました。




完成品。



穴の中。
  

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