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2017年03月29日

583 束になって


φ6mmの棒の両端にネジを切るだけ何ですが、

6種類×24本+3種類×12本=180本!

1mの素材から切り出すだけでも大変です。

手ノコで切って旋盤で長さ整えるなんて気が遠くなります。

±0.5mm程度の精度で良さそうなのでファインカッターで切って、旋盤でダイスを使ってネジを作っていきます。

切るのも1本ずつ測っていては終わりそうにないので、スケールを使って治具?を製作しました。

シャコ万でスケールを固定して、他端はアルミのブロックをシャコ万で固定しテイルだけなんですがface11


  

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2017年02月23日

577 やっちまった

前回のコの字、完成と思われたのですが端面にネジ穴があるよ。と言うことで追加工です。

これが正解なのですが、、、
その前に貫通穴とザグリ穴の加工をしていたので、そのままのドリルで穴を開けてしまいましたicon95

ツルツルですicon41M12なのに12.5の穴ですから引っかかりようがありません。

作り直すのが筋なのですが、、、
次善策として、M14のネジにする、スリーブ打ち込みしてM12にする。。。
学生さんと相談の結果、スリーブ打ち込みしてM12にすることになりました。

この穴をφ16のリーマ加工します。
このリーマ穴に合うようにスリーブを作ります。この時点でM12のネジも立てておきました。
これをツライチまで打ち込みます。


このままでも大丈夫だとは思いますが、大きなトルクで締め付けたり、大きな衝撃で抜けたりズレたりしないようにピンを打ち込みます。
今回はM5の皿ネジを深さ20mmほど入れて縫いました。


今回はこれで勘弁してくださいface07
このようなことがないように十分注意して作業します。

  

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2017年02月13日

575 めった斬り

25mm厚の鉄板をコの字に加工します。
全部を削るのは無駄なので、隅にφ20のドリル穴を開けてノコ盤へ。

縦に挟んで切っていきます。

ノコの刃が穴に達したところで刃を戻します。
ノコの刃は斜めになっていますが、穴の直径でカバーできます。

両側を切るとかんな感じ。

この穴と穴を繋げば切り離すことができます。
コンターマシンで頑張ろうかとも思いましたが、フライスでやるってことで、、、face15

全部削ると開口部が縮まるようなので厚さ5mmほど残してコンターマシンで切断です。
5mm厚ならコンターマシンでも楽に切れます。

今度は軽めにバイスに加えて仕上げ加工です。

はい完成icon97
写真がない・・・face13
このシリーズが3種類あったので、そっちで勘弁してくださいface12




  

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2016年12月07日

563 手直し

完成品のザグリ穴の位置がズレていて固定できないということで手直しになりました。
新規に作り直すには材料や手間がもったいないので現状から修正することに。

穴位置が全然違うのならば新たに穴を開け直せば済む話ですが、正しい穴と現状の穴のズレが5ミリほどで重なる部分がある状態です。
エンドミルを使って長穴にすると言う手もあります。
今回はこの方法で、


穴の形にあった栓を作り圧入していきます。
圧入しておけば加工してもズレたりすることはほとんどありません。

フライスで面をキレイに揃えます。


同じ素材なのに色が違いますね。



  

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2016年10月06日

553 ユニファイ

ネジ立てます。下穴加工中。


今回のネジは、コレ↓

No.10-32UNF ユニファイネジの細目です。
以前にもユニファイネジについて触れた記事があります。

ネジは大別するとメートルねじとインチねじに分けられます。
さらにインチねじは、ウイットねじとユニファイねじに分けられます。
そのユニファイねじにも、ピッチによって並目と細目に分類されています。

インチねじとユニファイねじの大きな違いは、ネジ山の角度が55度と60度となっていることです。
インチねじは「W」、ユニファイねじは「UN」の記号で表されます。
ユニファイねじの並目は「UNC」、細目は「UNF」となっています。

インチねじの外径はインチで表されています。
ただしユニファイねじでは外径が1/4インチ未満は番号で表されています。

ウィリアム・セラーズ(アメリカ)が1864年に考案したものがベースとなっている。
1948年にアメリカ,イギリス,カナダの3国が調印して決めたねじ。初めは軍需品だけに限られていたが,その後長さの単位にインチを使用している国々で一般機械にも広く使われるようになった。
【現在主たる用途】航空機・アメリカ自動車
*ネットで検索した結果を要約するとこういうことかな。


サイズが近いタップを並べてみました。
上からM5×0.8、No.10-32UNF、M4×0.7です。


M4は明らかに違いがわかります。
No.10-32UNFの外径が約4.8ミリ、ピッチが0.79なのでかなり近いですね。

ユニファイねじのタップは溝がねじれているスパイラルタップです。切り屑の排出性が良いのでタッパーなどの機械で加工するには向いています。
これを手で立てるにはちょっと手こずります。その点、溝がまっすぐのハンドタップは手作業でも立てやすいですね。
溝形状の違いというより先端形状(不完全ねじ部のテーパー)の影響でしょうね。
この辺りの話は、別の機会に。

  

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2016年08月17日

544  ハンドパワー

久々にフライスを使ってみた。
あまりに切れなくてチップ交換face14


端面は予め旋盤で削っておいたface11


穴を開けて、タップ立て。タッパーあって良かった。こんなに数はなくても良かったんだけどねface11


別にコレを作るわけじゃなくて、このあとの作業の為の治具になります。
何をするかというと、、、
この↓クネクネを真っすぐにしてくれと言う依頼です。

SUSのパイプということで穴がつぶれたり、ヒビが入ったり折れたりするかもよ。と言う条件でできるかぎりやってみますface12

ハンドパワー炸裂face15


だいぶんと真っすぐになってきましたface11


赤いヤツがモデル。
細かなゆがみは残っていますが、今日はこの辺で勘弁しといたろface11


  

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2015年07月30日

488 出張

研究室においてある装置のネジ部分が傷んできたのでサイズアップしてリフレッシュしたいと言うことでした。
ただ装置が大きくて運べないので現地にて作業と言うことになりました。
向かった先はこちらicon74

別棟のスレート小屋。
空調が整備された今となっては工場より劣悪な環境です。
暑いから窓を開ける→蚊に襲われるface10

下穴を電気ドリルで拡大。

タップでネジ加工。傾かないように注意。

とっとと終らせて帰還です。

  

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2015年06月22日

482 ここも違う

先の図面よーく見るともう1カ所違うところがありました。

M5×1icon66

並目ならピッチ0.8
細目ってのはあるけど。。。
旧規格でピッチ0.9というのも存在していたんですが。。。

インチねじかicon60
インチねじはメートルねじよりピッチが大きめであることが多いですね。
ユニファイ細目ネジにこんなのがありました。
No. 10-24 UNC ピッチ24山(1.0583mm)外径4.826mm
No. 12-24 UNC ピッチ24山(1.0583mm)外径5.486mm


昔の規格のウイットねじに3/16というのもありますね。
W3/16 ピッチ24山(1.06mm)外径4.76mm
こちらはネジ山の角度が55度になります。

昔の人はインチねじを「3(さん)分のネジ」=3/8、
「4(よん)分のネジ」=1/2(4/8)って呼んでました。
今時そんな人おらんやろ〜


M6×1って言う意見もあったんですが、
M5×0.8(並目)に加工して渡しました。
その後何も言って来ないってことは、問題なかったのか、まだ使っていないのか。。。

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タグ :ネジ


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2014年07月25日

430 グルグル


ジェットモグラでも作るのか・・・icon60


これは治具でした。

この溝に沿ってφ5ミリの銅を巻いていきます。

このままじゃ硬くて人力では巻けないのでバーナーicon57で炙って曲げていきます。

はい、完成icon97




  

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2013年12月20日

398 ダイエット

前回から続き。

外周の四角をキレイに整えた後に中をごっそり切り抜きます。
このままコンターマシンでカットするのはかなりの力仕事icon10
エンドミルで削り落とすとしても1工程で終えるわけに行きそうにない。エンドミルの直径分で40ミリの深さを削るというのは、かなりムリがありそうです。NCなんかで切削液ぶっかけながらやればいけるのかも。。。
深さ方向に何工程も行くのも時間がかかりますね。
そこで・・・


ボール盤で穴開けまくりです。
これだけ穴開けると結構時間がかかった。
エンドミルで何工程かで削るのと、どちらが速いのかやや疑問face12



この穴をコンターマシンでつないでいきます。
数珠つなぎです。



40ミリの厚さでも短い距離ならなんとかいけます。
切れたface11


ここまで来れば外周を削ったのと同じ要領でクリアできます。
10kg弱軽くなった計算になります。



  

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2013年12月10日

396 思いつき

円柱状の製品の端面にネジ穴の加工をします。
まずは、穴位置のケガキから。

マス型ブロックにシャコ万で固定してハイトゲージで穴位置にケガキ線を入れていきます。
平面加工されている部分がウマいことマス型ブロックの面にはまりました
はまらなかったら面を基準に平行出しをする作業に一手間かかるところでしたface11
この方法を思いつくかは経験の差と言うところでしょうか。。。

マス型ブロックは各面が直角に加工されいるので、そのまま倒すと直行する線を描くことができます。

そのままボール盤に持って行って穴加工です。
テーブルからはみ出ているのでマス型ブロックとテーブルをしっかりクランプしてドリリング。


  

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2013年06月24日

370 中休み

梅雨入り後、雨が降らず真夏のような天気が続いていましたが、一転して台風icon196

こちらもドリルネタから少し離れて中休み


M24のタップを立てています。
並目なのでピッチは3ミリです。

M20超えるとタップ立ても重労働ですicon10
細目だとだいぶ楽なんですがface14

力仕事は若い者に、、、ということで学生さんにお願いしましたface11
タップハンドルにパイプを突っ込んで延長しています。

  

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2011年10月25日

271 ハイトゲージ

仕上げで穴位置をケガいたり、加工する目安のケガキ線を入れるのに使うのがこれらicon51

今は、デジタルになって目盛りの読みも楽になりました。






デジタル以前はコレicon76

老眼には辛いface10

スライダに49mmを50等分した副尺が付いているので、0.02mmまで読み取ることができます。






それ以前は、、、

これ icon51 icon51

さし立て
”さし”=”スケール”を直角に立てるモノです。

トースカンと組み合わせて使います。



サシを微動させて目盛りを読みやすくする工夫もされています。


これは、今のハイトゲージ(アナログicon66)にも、引き継がれています。


このサシ立てトースカンが一体になったものが、ハイトゲージと言うことですね。

道具が進化すると、技術は退化するicon60


  

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2011年07月25日

256 てーきん

テーキンです。
icon79

刻印のことです。
こういう↓のを付けるやつですね。



英語:stamp , mark , engraving
秘蔵の資料によると「オランダ語:TEKEN(記号を付ける、刻む)が語源」とあります。
いろいろ見てると「丁金(彫金?)」から来ていると言う説もあるようです。

数字と英字があります。
サイズもいろいろあるようです。




打つ時は、力強く一発で!
釘を打つようにトントンとやると二重三重の文字になりますよ。

↓いにしえシリーズ

  

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2009年07月15日

100 渦巻き

ついに100回目ですicon97



もうじき梅雨明けでしょうか。
梅雨が明けると、暑ーい夏がやってきますねicon01
空調のない工場内は、ちょっとしたサウナ状態になりますface10
なので、窓も扉も全開なんですが、風は入ってきません。icon41
でも、蚊は入ってきますicon196
なので、蚊取り線香は、必需品です。



ホントの蚊取り線香と比べてみました。


担当の学生さんに書いてもらった線に沿って、コンターマシンで切っていきました。

こんな感じで使われるようです。
  

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2009年04月07日

067 きさげ

工場の定盤をキサゲしました。


真夜中の作業みたいになっていますが、写し方の問題です。

「きさげ」=ノミ状の工具で金属の表面をわずかに削り取っていく作業のこと。
で、おおむね当たってるかな。
興味ある人は、web検索してみてください。

そこには、1ミクロンの精度でとか、書いてありますが、ウチにはそんな技能はありません。
じゃぁ何でやってるかというと、けがき作業の効率化のためですね。
webで調べたら、精度の他に微細なくぼみを作ると書いてあると思います。
このくぼみに潤滑油が保たれて滑りがよくなります。
接触面積が少なくなるというのも、あると思うのですが。
ですから、摺動面に使われています。

けがき作業というのは、品物に目安の線を引いていくことです。
定盤の上で、ハイトゲージなりトースカンを滑らせれば平行な線を引いていくことができます。
定盤とハイトゲージの接触面がくっついて滑らなくなる(リンギング)と作業が中断して効率が悪くなってしまいます。
もともとキサゲはしてあるのですが、使っていれば摩耗してしまうので、今回の作業となりました。

光明丹(酸化鉛)を塗って、ストレートエッジで当たりを取って、高い所を削っていきます。
これが↓キサゲ(スクレーパ)。
削る(刃)部分は、超硬合金でできています。




1500×900もある定盤を仕上げるのは、大変です。
3人がかりで3日ほどかかりました。
一日中、こればっかやってると、おかしくなるので合間に別の仕事やってますけどね。


終わりがない作業なので、適当なところで切り上げました。
できあがった面が幾何学模様?みたいになってキレイです。face01



できあがった後のicon97ギラギラ感がたまりません。face02



参考のため、オートコリメーターで平面度を測定しました。
結果は、恥ずかしくて公表できません。icon95



定盤が大きさの割に厚さが薄い、
むかーし火事にあって、割れたのを補修しているとか、

元になってるストレートエッジがどの程度の平面度なのか、
それをどうやって校正するのか、、、

もともと、私たちがやってる作業は。「キサゲ」と呼べるのか?
やり方は、正しいのか?

いろいろな問題があります。

石の定盤にしてくれんかな。。。  続きを読む

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2009年03月10日

056 ラジアルボール盤



持って行かれてしまったラジアルボール盤の話をしましょう。

ここ20年ほど動いたことは、なかったんですが、学生実験に使われていました。
ダイヤルゲージをあちこちに付けて過重をかけて歪を図って計算していました。


輸入元の銘板が張ってあります。
横書きの漢字が右から左に書かれているので、戦前ですね。


レトロなデザインが郷愁をさそいます。。。

よくみるとインチ表示です。


  

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2009年01月15日

039 ハンドパワー

800×800(t=10)の鉄板がやってきました。重さは50キロらしい。
中ほどにキャスターを付けるためのM10のネジが4ヶ所あります。
端のほうならボール盤で開けられるのですが、機械のフトコロ以上になるとどうしようもありません。

電気ドリル(ハンドボール)を持ち出して、力勝負です。


M10の下穴は8.5ですが、このサイズを開けようとするとかなりなパワーが必要です。
この寒い時期でも汗が噴き出しそうになります。
5ミリ程度の下穴を開けるんですが、これでも大変です。

抜け際が危険です。
コチラが回されそうになりますから。
貫通する直前に押し込む力をスーと抜きます。

この場合、下方向に重力を利用してるのでまだ楽です。
壁などに水平方向にホガス時は、半端じゃありません。
覚悟してチャレンジください。



  

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