› V=πdn/1000 › 2017年12月14日

2017年12月14日

625 自作ケレ

アルミの端材に穴を開けて何かを作ろうとしています。

余分な部分をカットしてヤスリで仕上げ。外形は関係ありません。

ネジが付くようにして完成!

何ですか?これはicon79
旋盤で両センター加工するときに使うケレと言うものです。

この写真の赤いヤツですね。
この写真のように回し金つけてケレで回しても良かったのですが、モノが小さくケレの近くまで削り込まないといけないので、ケレと刃物(台)が接触する恐れがありました。
そこで今回は簡易的に3つ爪チャックのままで作業することにしました。
3つ爪にφ10の鋼をチャッキングして60度に削って行きます。

これで主軸側のセンターができました。
再チャッキングすると芯がずれてしまいますが、このままならば間違いなく同一心になっています。
焼入れされているわけではないので痛みやすく、耐久性はありません。この時だけなの使用なので問題ありませんね。
先ほどのケレを取り付けて旋盤にセットします。

爪にネジを引っ掛けて回しています。こんなに長いネジでなくても良かったface11

品物を固定する部分位は銅板を入れて傷を防いでいます。

SNCM材ですが、うまいこと削れましたface16

とも限らず、すぐにこんん感じにface13

刃先の摩耗と思うのですが寿命が短すぎます。
相性が悪いんでしょうね。最適なチップを探さないといけませんな。
試し削りする材料もないし、次の機会がいつ来るのか、あるのか、、、
モチベーションを保つのが大変ですface12


  
タグ :SNCM439


Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤