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2021年07月19日

820 ダイ&パンチ

ステンレスの0.5ミリ厚の板材から、こんな↓外径12、内径3.2のワッシャーを作ります。
820 ダイ&パンチ
40個という事で、まぁまぁ手間がかかります。
1、ワイヤー放電加工で外径を切り抜いて、真ん中に穴をあける。
2、ドリルで真ん中に穴を開けて、シャーで大まかな外形に切り取って、真ん中の穴に軸通して締め上げて、旋盤で外径を加工。
いずれにせよ真ん中の穴はドリルで開けるという事で手間がかかるなぁ。ジグを作ってやるとしてもなぁ。。。
工作室には古い打ち抜き機があります。
820 ダイ&パンチ
古過ぎて年式など詳細不明
820 ダイ&パンチ
「大阪石川鐵工所製造」と読める。

こいつでなら一発で穴を開けられるので、かなり速い。
しかし、内外を一度に打ち抜くのは、かなり難しそう。
とりあえず外側だけ抜くか。それだけでもだいぶ速くなるね。
12のパンチも傷んでいたので作り直しました。
820 ダイ&パンチ
位置決めはフリーハンドなので、奥側に当て金をマグネットで固定して安定させました。
820 ダイ&パンチ
やや皿形に変形しているものの許容範囲内としようface11
820 ダイ&パンチ

こうなれば、なんとかこの真ん中に穴をパンチできないものか・・・icon53

位置を決められるダイを作れば良いんじゃないのicon67
820 ダイ&パンチ
手前の溝は、素材が取れなくなった時に取り出すためのもの
820 ダイ&パンチ
S45Cだけど焼き入れたほうが良いというのでバーナーで炙ってみた。効果はicon66もっと火力の強いバーナーでやらんとface12
820 ダイ&パンチ
うまくいったけど、こうなる↓
820 ダイ&パンチ
これがなかなか取れないface14
そうならない機構も付いている
820 ダイ&パンチ
このプレート取り付けるネジが旧規格のM5でピッチが違うface13
M4のボルト&ナットで取り付けました。
ここまで来ればサクサクと進みます。次が来ても安心です。
820 ダイ&パンチ
意外と使えそうなので、いろんな形でも試してみたいface15



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Posted by iso at 18:00│Comments(0)仕上げ
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