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2021年05月06日

807 フランジ(その1)

4月は人員の異動や工場内の模様替えやら年度始めの雑務に忙殺されました。自分の時間の使い方の問題なのですが。
5月病にならないように通常運転に戻したいと思います。
しかしながら大型連休明けで調子が戻りませんが、大物が来たのでシリーズ化してリズムをつかんでいこうと思います。

807 フランジ(その1)
大物三兄弟。
SUS303 φ170×L250。
体積が(半径85)2乗×円周率3.14×高さ250=5671625mm=5671.625cm2
重さは、5671.625cm2×比重7.8=44238.675g=44.2kg

807 フランジ(その1)
まずは穴をドリルで加工。
旋盤だと心押台にドリルを取り付けて何十回もハンドルを回すのはイヤなので非効率なので直立ボール盤で加工します。
中心位置を片パスで探ります。
807 フランジ(その1)
この↓井桁の真ん中が中心となります。
807 フランジ(その1)
こんなの↓もある。センタースクライバーとか言うみたい。
807 フランジ(その1)
こうやって2回引けばセンターが出る。
807 フランジ(その1)

ボール盤に載せて押さえて穴あけ。
807 フランジ(その1)
長い押さえボルトは準備していたんですが、押さえブロックが無い。。。
250長さの正直台があったので借用しています。
φ50のドリルまで4段階くらいで拡大していきます。
深さも半分ずつ両側から突き通します。
これだけでほぼ1日かかります。

旋盤編へ続く・・・

*2021/05/12改題しました。



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Posted by iso at 18:00│Comments(0)仕上げ
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