372 弱点
ドリルの再研削についてお話してきました。
シンニングのことにを書こうかと思ったんですが、
以前の記事に言いたいこと書いてました。
再研削と言っても、こんなふう↓になるとお手上げです。
ここまでの再研削の話は、ドリルの先端部分のことについてでした。
側面のこのランドの部分がやられると厳しいものがあります。
この傷んでいる部分を切り落として(切り落とすのも高速カッターとかじゃないと難しいですね)先端部分を再研削することになります。
側面を研削することもできなくはないですが、直径も変わりますし、ウチにはそんな機械もないので外注となりますので、一般的ではないようです。
通常は先端部分しか切削していないので、側面が傷むということはあまりないのですが、振れがひどかったり、切り粉がつまるとなるんじゃないかと思います。
炭素鋼に加工するくらいなら行けるんでしょうが、合金に穴開けようとして、先端部分を何度研削してもうまくいかなかったのでよく見てみるとこういう状況でした。
で、どうしたかって、、、
そのままドルル立てに戻しました。
次に使う方、お気をつけあれ。
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