347 焦げた

iso

2013年01月31日 18:00

以前にも出て来ているんですが、NAK80材を削っています。

切りくず(切り粉)の片付けに手間がかからないようにバイスの周りに紙を置いてみました。
あんまり効果はなかったですが。。。

金属を切削するとかなり熱が発生します。
切削ポイントで700度くらい。
空中を飛んでいる切り粉が200-300度くらいと言われています。
置いていた紙は焦げています。茶色の点々模様がその痕です。
職場の先輩が大型機械を使っていた時は、切り粉でタバコの火をつけた、という逸話もありますから。

髪の毛につくと焦げて臭い匂いがします。
肌につくとヤケドします。だから長袖ね。
化繊の服だと穴が開きます。
作業着は綿の多いものなので大丈夫なんですが、
靴ひもがヤバいです。。。


備忘録的に切削データを書き留めておきます。
ネットで加工データ調べてみると
切削速度:70-90m/min
送り:0.05-0.1mm/刃
となっていました。

そこで今回は、
工具:イゲタロイ WFM4040E 806(工具径40mm)
チップ:XDMT120408PDEN-G ACZ350
回転数:610rpm(切削速度:76.61m/min)
送り:80mm/min(0.066mm/刃)
切込み:幅39mm / 深さ6mm

送りはもう少し上げても良いんじゃないかな、、、
125mm/min=0.1mm/刃、あたりはいけるでしょ。
200mm/min=0.16mm/刃、ちと無理かな。。。
いずれにせよチップ寿命は短くなるだろうけど。
実切削時間は短くなるからね。
コストのことは、あまり気にしなくて良いし。。。

チップ材種のACZってどこ探してもない。。。
07年のカタログにも載ってなかったから相当古いんだろうな。
新しい材種ならもっと加工条件上げられるかな。
機械の方がもたんか・・・


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