330 修練

iso

2012年10月19日 18:00

以前にも紹介したことがる0.1ミリの穴加工。

その時は、CNCを使っているにもかかわらず、手動で操作するという有様
あれから1年弱が経ち、経験値も増え対話プログラムにも慣れ、細かな設定もずいぶん理解できてきました。

と言うことで、今回は対話プログラム使って挑戦しました。
しかーし最初はポッキリ

センタドリルでわずかにセンタもみして、0.1ドリルという段取りなんですが、ドリルが触れた瞬間に折れてる感じです。見えてないです・・・
センタドリルと0.1ドリルは違う工具番号(ツールポスト)を使っているのですが、よーく調べてみると、その中心がわずかに(0.05ミリ)ずれているようです。
大きなドリルなら問題ない範囲なんでしょうが、0.1ミリに対して0.05ですから、半径分ずれていることになります。
10ミリで5ミリずれていると言うふうに考えると、かなり無理があるように思えます。



そこで、その中心を合わせようと補正をいじるのですが、Y方向にもずれているようで修正の方法がよくわかりません。。。
こうなれば、、、と言うことで、同じツールポストで工具を「センタドリル」→「0.1ドリル」に付け替えるという方法を試してみました。
あっさりと開きました
工具の取り付け誤差のほうは、わずかなようです。
ステップ幅も10ミクロン→20ミクロンまで試しました。
このまま3個とも成功しました。

いちいち付け替えるのは面倒ですが、今までに比べればね。。。
まだまだ修行が必要です。


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