020 後期実習(ハウジング加工)
後期で作っている部品が入るケース(ハウジング)です。
ベアリングが入る穴(Φ65H7)を加工します。
2つの歯車が噛み合うので、中心間距離も重要です。
まずは、取り付け。
加工する機械は、立フライス盤。
ハウジングを横倒しに固定して、底面が基準になります。
取り付け精度は、0.01ミリ以内。ハンマーでトントンっと叩いて芯出しします。
できあがりがΦ65なので0.2手前のΦ64.8あたりまで0.5mmずつ粗加工していきます。
超硬の刃物を使っているので切削速度は100m/minを目途で480rpm、1回転あたり0.15mmの送りで削ります。
仕上げ削りは、送りを0.05mm/revにして表面をキレイに仕上げます。
最後の切り込みでできあがり寸法が決まるのですが、その前の測定が重要です。
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