461 新兵器
以前加工したことのある珪藻土の加工が再びやってきました。
前回の記事を読み返してみました。
2013/07/22
珪藻土のタイルを薄い円板に加工しました。「珪藻土」最近は家の内装材とかで使われていると聞きますね。もろくて割れやすいので要注意です。珪藻土のタイルを治具に貼付けます。ネジは軽く締めるだ……
切り落とす時の注意や鋭利な刃物を使った方が良いみたいなことを書いていますね。
これを基に新兵器を準備してみました。
切れっ端の材料で作ったのでキタナいですね。
ポリエチレンだと思うんですが、テフロンあたりのもっと柔らかい素材を狙っていたんですけどね。。。見つかりませんでした
前回同様に加工していきます。
厚さ8ミリのタイルを1.5ミリまで削り込んでいきます。
実はこれタイルじゃなくてコースターだそうです。グラスの水滴を吸収してくれるんだそうです。
このあと直径30ミリで切り落とします。
ここで新兵器登場
落ちる時に飛んでいかないように軽く押さえておきます。
あ、、、逆に広い面で押さえた方が良かったのかな。。。
たまたま拾った材料がこんな形だっただけで、細い太いに大意はありません
これに干渉しないように刃物も新たに準備しました。
ハイスですが鋭利に研いでみました。
まあまあイイ感じです
と思いきや2枚目は割れてしまいました
落ちる時の刃物の送りがラフなのか、
新兵器の押さえが弱くて動いてたのか、、、
これなら新兵器を使わずに飛んでいってもらった方が割れないのか、
次はやや強めに押さえて、刃物の動きも丁寧にしていきました。
それ以降、割れることなく終了できました
もとの素材の平面が出ていないので面板に密着していません。
それは厚さのばらつきにも影響しています。
浮いているところをグッと押さえると割れてしまいそうなので押し具合が難しいところです。そもそも浮いているのか接しているのかすらわからない。
キチンとやろうとすれば、まず素材の1面を削って平面を出して、その面を面板に密着させなければいけません。
そのためには押さえ方とか更に複雑になります。今回はそこまで精度を要求されていないので省略させていただきました。それやると倍くらい時間がかかると思います。
さて、出来映えは・・・
角部の欠け具合を拡大して見てみると
真ん中は、加工面側、刃物が入っていく側、加工中に見えている側ですね。
両側は、裏側、面板側になります。
裏側の欠けが目立ちますね。。。
前回↑よりエッジのシャープさがやや出た気がする。。。
手間に見合っているかは、、、
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