421 見切り
今日の鋳造実習は10名。
久々の大人数。
引き型(回し型)を2名2組、現物型6名となりました。
いつもは決まった現物型しか使っていないけれど、最近使ってない木型を出してみました。
下型がこんな風にできました。
ちょっと細工をしています。
真ん中の凹みの部分に向かって傾斜をつけています。
この部分を「見切り」と呼びます。(目切りとも言うらしい)
上型にこの凹みの部分を作ってもらうのですが、直角になっていると凹みを作るカマボコ状の部分が崩れやすくなります。
そこに傾斜をつけて補強してやることで抜きやすく、崩れにくくなります。
一体型とかの場合も使われる方法ですね。
以前の記事でも紹介しています。
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