281 SUJ2

iso

2011年12月20日 18:00

今回は、コレ

鋼球に段付穴を加工します。

材質が「SUJ2
SK材と同じような材料のようです。ベアリングの鋼球などに使われているようです。
詳細は、リンク先をご参照ください。

熱処理してあるので、かなり硬いんです。
ハイスじゃ歯が立たないので、超硬ドリルで加工します。

丸い形だし、つかみキズが付くのもいただけないので、
ジグに収めて加工します。


45度のテーパのところに球を収めます。


ネジ式の蓋で固定します。
蓋の方も45度のテーパで押さえるようになっています。


これを旋盤の3つ爪チャックでくわえます。


まず7ミリの貫通穴を開けます。
センタをもまなくていいようにジグでドリルを案内しています。
段付き穴の12ミリの穴をける時は、ドリルを案内するコマを取り替えます。
球を取り外さずにコマだけ換えるので、芯出しなども不要です。





しかし、硬いね。。。
何度もドリル研ぎました。
超硬のドリルを研ぐの大変なんだよね・・・
メタルボンドの青砥にしていて良かったよ。

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