281 SUJ2
今回は、コレ
鋼球に段付穴を加工します。
材質が「
SUJ2」
SK材と同じような材料のようです。ベアリングの鋼球などに使われているようです。
詳細は、リンク先をご参照ください。
熱処理してあるので、かなり硬いんです。
ハイスじゃ歯が立たないので、超硬ドリルで加工します。
丸い形だし、つかみキズが付くのもいただけないので、
ジグに収めて加工します。
45度のテーパのところに球を収めます。
ネジ式の蓋で固定します。
蓋の方も45度のテーパで押さえるようになっています。
これを旋盤の3つ爪チャックでくわえます。
まず7ミリの貫通穴を開けます。
センタをもまなくていいようにジグでドリルを案内しています。
段付き穴の12ミリの穴をける時は、ドリルを案内するコマを取り替えます。
球を取り外さずにコマだけ換えるので、芯出しなども不要です。
しかし、硬いね。。。
何度もドリル研ぎました。
超硬のドリルを研ぐの大変なんだよね・・・
メタルボンドの青砥にしていて良かったよ。
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