971 キー溝
キー溝の加工です。
オス・メス作ってスムースにスライドできるようにしたい。
メスはワイヤー放電加工機で、
オスはフライス盤で加工しています。
単体ではキーは収まっているのですが、組み合わせるとスライドどころか途中までしか入りませんでした。
それぞれに中心の一致、割り出しの一致、平行度が要求されます。
キーが抜けないようにオスのキー溝は、わずかに締りバメで作っています。
加工の時か、キーの挿入時かに溝の淵の部分が変形しているようです。
キーを外しても穴に軸が入らなくなっていました。
面取りではカバーできないくらいの料だったようです。
様ざまな要因が絡んで不具合が発生していたようです。こういった事態の発生を減らすために精度の良い加工を意識していきたいと思います。
それが結果的トラブルを未然に防いで時間の短縮につながるのでしょうね。
いくつか手直しして完成となりました。
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