816 すて削り

iso

2021年06月25日 18:00

大物シリーズ シーズン4に突入です。
外径300ミリ。往復台に収まりません。厚さ40ミリ程度なのでなんとか加工できます。

荒削り完了。
裏返します。
20キロほどあるのでテルハで吊ります。
スリングを掛けるところがないのでシャコ万をシャックル代わりに。

外径と端面を仕上げます。
後の工程を考えて裏面を少し削っておきます。捨て削りと言われます。
狭い場所なのでステッキでパラっと削りました。


もう一度裏返してチャッキング。芯だしをやります。
この時に役に立つのが、先ほどの捨て削り。

捨て削りしている所は裏面と平行なので、ここで振れを見れば良いわけです。
爪との干渉で、チャック面に当てることもできないので、これがないとかなり苦労することになります。


こういった直接加工に関係のない作業、捨て削り、捨てケガキなんて言うのが後の作業の効率や精度に影響してきます。
先の工程が読めてないと忘れてしまって、とんでもない苦労をすることになりますね。

これは、この後コレになりました


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