780 ドウにか
銅にヒーターを入れる穴を加工します。
ヒーターの直径は14ミリ、長さ100ミリ入れるために深さも100ミリ
14ミリのドリルで開けただけでは入ってくれません。
ドリル穴自体が真円ではないし、曲がりも出ます。
ヒーターの方の精度も影響します。
14.5ミリのドリルで開ければ入りそうですが、熱効率のためになるべく隙間がない方が良いということだそうです。
14.1ミリのドリルで試してみたのですが、うまくいきませんでした。
そこで10ミリのエンドミルの超ロングを使って偏心させて回転させながら深さ方向に進んでいくヘリカル加工で穴径を大きくしていく作戦です。
NCフライスが来たから、できるようになったワザです
それまではボーリングバーでチマチマと削っていました。
NCで工具径補正を少しずつ変えていく方法で穴径を調整していきます。
入るようになったものの5つもあるので手はかかります。
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