758 在宅ワーク

iso

2020年05月22日 18:00

新型コロナウィルスの収束にむけて自粛要請が出され、大学でもオンラインによる授業や在宅ワークが進められています。
ウチの大学では、工作実習もオンラインでやるということになり資料の作成などに取り組みました。
オンラインの実習「?」てな感じですが、致し方ありまあせん。落ち着いたら何らかの方法でリアルでの作業を体験してほしいものです。

在宅ワークと言われましても工作機械の無い私たちにできることは、ほとんどありません。車のない運転手みたいなものです。

緊急事態宣言が解除されグループが混ざらない形で交代で出勤しています。
そんなおり、「アルコールで手指消毒をする際に、手を触れないでアルコールを噴霧する機械を作れないか」との依頼がありました。
ネットで調べてみると、市販品で2万円ほどします。簡単な構造で自作されている方もいらっしゃいます。
これならできるかもと在宅で作業開始。

初公開。我が家の物置兼作業スペース。田んぼの広がるのどかな田舎町です。


材料と道具を集めて作業開始。
材料は、余っていた野地板、破風板、垂木。
工具は、インパクトドライバー、ヤスリ、のこ、メジャー、ドリル、ビス類。


最小限の工程でいけるように簡略化。仮組みして、、、

最小限でイケると思っていたら、、、足が入らんやないかい


横向きに設計を変更


設計変更で部材を追加して組み立て開始


フレームは完成


足踏みペダルとノズルのプッシュ部分を組み付け。
道具の大事さを実感。フライス持ってきて〜



なんとか完成

棒がないのでペダルとかの支点部分が雑 両側から木ネジで留めてるだけ。
もっとサクっとできるはずだったのに。3時間くらいかかった途中の設計変更で手間取ったな。

作ってみると色々な気づきがあります。
ボトルのサイズの調整機構とか、
強度の問題とか、
安定感とか、
高さとか、


翌日、職場にて。


使えないことはない
2号機を作ろう。


関連記事