749 深穴

iso

2020年02月21日 18:00

例の試験片の中心に直径6ミリの貫通穴を開けます。

最初は両側から加工して真ん中付近でつないでいました。当然、幾分食い違いがでます。
それが、試験部分になるので結果に影響するような気がします。

ロングドリルで貫通させると出口ではだいぶずれています。
これまた影響するよな。

試験部分を過ぎる90ミリあたりまで6キリで開けて、裏から8キリでお迎えしてつなぐ。
食い違いが結構でてます。

先に8キリで40ミリほど加工して、そのまま6キリで90ミリあたりまで加工。
裏から6キリでつなぐ。
両側を8ミリにするのは磨き工程がやりにくくなるのでマズイそうです。


加工方法もいろいろ変化したのですが、保持の方法もいろいろと変更を繰り返しています。
一番簡単なのはコレかな↓

これだとチャッキングした時の振れがわかりません。
で、こちらに変更

振れを見ながらイイところ探してチャッキング

これでかなり振れているのがあって、こりゃ曲がっているなと。
以前にコレットチャックで両側の太い部分にまたいで保持しようとしたのですが、芯が違っていて入らないものがあったので怪しいと思っていたんです。
振れは5/100mm以内なので許容内だと思っていますが、深穴を開けるには、センター穴をモミ直せば曲がりは抑えられるかも。
最近は調整なんかをやったこともあってか振れもテーパも収まっています。
ドリルメーカーさんが来た時に質問したら「ガイドホール が大事ですね」って。
ガイドホール ってどんな風に加工するのかな


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