262 機械工作講習会

iso

2011年09月05日 18:00

研究室からの依頼により、9名の学生さんを2日間にわたり、工作機械全般の講習会を行いました。

研究室の先生いわく「機械系出身者として企業に就職する際,頭でっかちになってしまわないよう必須の項目」だそうです。

まずは「仕上げ」から。
ボール盤で穴あけ、ネジたてと行います。
鉄、アルミ、黄銅など何種類かの材種を経験してもらいます。
薄板にローソクキリで開けるなど、特異な例も試してもらってます。


4名と5名の2グループに分かれていますので、同時進行で「ノコ盤」「シャーリング」「コンターマシン」など切断系の機械の取り扱いを説明しています。



午後からは、3人ずつフライス・旋盤・旋盤の3グループに分かれます。

タイミングよく?その研究室からの製作依頼が来ていて、難易度も高くなかったので、自分たちで作ってもらうことにしました。

30分程度で終わるものを2時間くらいかけて、作ってました。
まっ、そう簡単に作られたらコチラの立つ瀬がありませんからね
2時間ずつくらいでローテーションしながら、2日目の午後まで行いました。

2日目の午後は、図面の描きかたについての講習を行いました。
いつもは初めに説明した後に、実際に図面を描いてもらうのですが、
今回は、説明無しで図面を描いてもらいました。
その図面を見ながら、あれこれ説明すると言う方法でした。

こちらのほうが、時間がかからなくて良いかもですね。
製図の単位はもらってるわけですから。







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