811 フランジ(final?)

iso

2021年05月28日 18:00

外径仕上げ
端面と外径を片刃バイトで仕上げ。センターで押さえて削れない部分は残しておきます。
凹部は丸コマのバイトで隅Rも一緒に仕上げます。

凹部の壁面が仕上がらなかったので、刃物を傾けて仕上げました。
ブレードと被削材の隙間に切り屑が詰まって傷つけているのかもしれません。
この部分は刃物の逃げもあったようで精度的に何度か切り込んで加工しています。切刃角による背分力の影響かもしれません。


端面加工
ひっくり返して反対面の加工をします。
この時、品物はチャック端面に当てておきます。安心のため
外径は仕上がっているので傷防止のため銅板を挟んでいます。

外径と長さを整えます。

端面のくぼみを加工します。
深さ1.8なので内側から外側に広げて加工しています。

Oリング溝を加工します。
センターを押して加工したかったけれど、刃物と近すぎて干渉するので諦めました。


端面加工2
ひっくり返して同様に保持します。
何度もひっくり返す、4爪で芯出しなのでかなり時間がかかってしまいます。4爪の方がガッチリ保持できるし精度も安心できます。
凸部を加工して、端面を仕上げています。
前行程で残っていたセンター部分もセンターを外して削り取ります。


完成

まだフライス加工と穴が残っています・・・


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