810 フランジ(その3)

iso

2021年05月24日 18:00

外径の荒削り
中央部の凹部をφ100まで削ります。
片刃バイトは入らないのでステッキで溝入れ加工

深さ30ミリほど、幅を広げていきます。

このまま最後まで行こうかとも思いましたが、パス(工程)が多いので片刃バイトにチェンジ

パスが減って、送りがかかっている時間が長いのは楽です。
160rpm×0.27mm/rev=43.2mmしか進まないので3分ほど送りがかかることになります。
切り込み3mmずつ削っていましたが、3本もあるので後半は4mmずつ削っていました。

内径の仕上げ
つかみ代が十分あって径方向の肉厚も残っているうちに内径を仕上げます。

こんな化け物みたいなのを作っておくと5年に1度くらい登場機会があります。
ビシッと刃物を研げれば、ここまでごっつく無くてもいけるのでしょうが、技量がないので力技です

回転数338rpm、送り0.135mm/rev、切り込み0.2mm程度。

精度的には一般公差でしたが、0.03mm程度に収まりました。


外径の中仕上げ
端面0.5mm、外径1mm(いずれも片肉)残して仕上げます。
端面が拘束されていないので、切削条件は控えめに。


ここまできました!

18.4kg減に成功!
ゴールが見えてきました。


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