541 リバース
先日、製作したこちらの部品の追加注文が来ました。
2016/06/28
CNC旋盤がご多忙なので、たまには汎用機で加工してみましょう。以前はそうしてたんだから端面と外径を加工。外径はM10のネジになるので10mmより0.2mm程度小さめに。先端径2mmのセンタードリルを先端から6mmほど突っ込みます。φ6の深さ4.3+90°のテーパ部の長さ2.5-直径1mm分の戻し0.5=6.3センタ…
外周が全ネジで2面加工してあるのでその部分にカエリが出てネジがスムーズではないとのこと。
と言うことで先に2面加工を施してから旋盤で加工することに。
外径を小さめ(φ9.8ていど)に削ります。
ネジを加工します。
スターティングドリルでセンター穴を兼ねてテーパ部を加工します。
1mmのドリルで深さ3mmほど穴を開けます。
これで切り落します。
切り落した端面は片刃バイトで仕上げておきます。
この後、フライス盤で次の2面取り加工を行います。
切り落したら治具でつかんで反対面を加工します。
まずは所定の長さにそろえます。
予め長さを測っておいて余分な分を削り落とします。
最初の1個は一旦治具から取り出して長さを確認します。
2個目からは治具で位置が決まるので機械の目盛りで正確にそろえることができます。
ここからは前回と同じ流れですね。
先端径2mmのセンタードリルで6mmほど穴を開けます。
スターティングドリルを使って内径を仕上げます。
刃物のスタート位置がわからないので板を当てて0点をセットします。
内側と外側の面取りをして完成です。
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