425 ナーリング
学生さんがちょっと面白いものを持って来てくれました。
ナーリングと呼ばれるものです。
ギザギザを作るための工具です。
いつもはローレットと言う工具を使って加工しています。
ローレットは
以前の記事にあるようにローレットのコマを押し付けて塑性変形させて成形する加工法です。
このナーリングは削ってギザギザを加工しています。
そのため切削ローレットとも呼ばれることもあります。
↑チャック側から↑ ↑前から↑
ローレットには綾目と平目がありますが、これは平目用ですね。
前から見るとコマの目がまっすぐ横になっているのがわかりますね。
さっそく試してみました。
押し付けるのではなくて削っているのでムリがない感じです。
細い軸などもうまくいきそうです。
できあがり。
キレイにできているかな。。。
加工条件を探る必要がありますね。
左側がやや下がっているように見えますね。
工具の芯高を調整することでまっすぐになるそうです。
ネットで調べてみると
ローレットはフランス語でギザギザと言う意味。ナーリングは英語と言うようなことが書いてあった。
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