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2016年12月23日

566 横向き

本日は休日なので緩いネタですface11

たまに?活躍する横フライス盤

長尺ものの端面を加工しています。
このサイズなら縦フライス盤にエンドミルでも加工できなくはありません。
たまたま縦フライス盤からバイスが降ろされていたということもあり横フライス盤の出番となりました。



  

Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2015年02月13日

463 細窓

形削り盤シリーズでいってみましょうicon67
形削り盤の過去記事icon74

2011/12/14
280 SL
これまた横フライスより登場の機会の少ない形削り盤。セーパー(シェーパー)とも呼ばれます。効率が悪いので、フライス盤に取って代わられて、最近めっきり出番がなくなりまし…



シェイパーと呼ばれることもあります。
英語のshape(形づくる)に接尾辞erがついたshaperでしょうね。
訛ってセーパーとも呼ばれています。

似ている機械に平削り盤というのもあります。
その違いは(個人的な見解です。)
形削り盤・・・刃物(刃物台、ラム)が動く。小型。
平削り盤・・・加工物(テーブル)が動く。大型。

今では効率が悪いと言うことでフライス盤に取って代わられて、登場機会がめっきり減ってしまいました。
機械剛性が低く、刃物の性能も低かった時代には、重宝されたはずです。
効率が悪いと言う反面、熱の発生を低く抑えられるので、熱による変形を最小限に抑えることができます。
薄物や長物には向いていると言えます。

刃物が直線的に動くだけですが、平面、側面、溝などの加工ができます。
その直線的な動きですが、機構的には面白いので紹介したかったのです。
細窓クランク機構を利用してモーターの回転運動を刃物の往復運動に変換しています。

モータからの動力が緑色の大きな円板に伝えられます。青い矢印方向に回転します。
すると青いアームを介してラム(白の半透明部)に伝えられて、ラムが写真の右方向に動きます。
この時、ラムの先端の刃物台につけられた刃物によって品物を削っていきます。


最前端まで来たラムは、モータの回転に従って赤い矢印のほうに回転して、ラムを写真の左の方へ戻っていきます。
その過程で青いアームに開いた細長い窓の中をピン(黄色いブロック)がスライドしていきます。
このピンと円板の中心(黒い丸)までの長さを変えることでラムのストロークを調整します。


このサイクルを繰り返していくわけです。
モーターの回転は一定ですから、緑の円板の回転も一定です。1回転の時間は一定と言うことですね。

ラムのストロークを長くすると、一定時間に移動する距離が長くなるので速度が上がります。短くすると遅くなります。
ストロークによって回転数を調整する必要があると言うことです。

右に行く時に削って、左に戻っていくときは何も仕事をしていません。
青の矢印(右に行く時)と赤の矢印(左に戻る時)の弧の長さを比べると青が長くて赤が短い。
ラムが移動する距離は行きも帰りも同じですから、行きは遅くて帰りは早いと言うことになります。
右に動く=仕事するときは、適切なスピードで、
左に動く=何もしないときは、早く動く。
早戻り機構で効率的な構造になっています。
これはベルト掛けの平削り盤の場合も早戻り機構になっていましたね。

  

Posted by iso at 18:00Comments(2)形削り

2014年03月04日

409 うまくいかない

横フライスでパイプの端面の加工をやっています。
フレームのパイプ同士がつながる部分の管端の処理です。
素材は1インチ管(外径25.4mm)肉厚1mmです。
変形しないように木製の詰め物をしています。


角度が大きい(加工距離が短い)時は問題ないのですが、
角度が浅くなったり、2方向の加工だったりすると端っこが巻き込んで変形してしまいます。


端は支えがない上に削られると更に弱くなりますからね。
角度が浅くなると接している距離が長くなるのも原因のようです。
理論的には先端の底歯が削っていて、側面は削っていないので巻き込まれないはずですが、切削している部分が何かの拍子で引っかかると、その変形がパイプ端にまでおよんで側面の刃に巻き込まれるのではないかと推測されます。
中にアンコ(木の詰め物)を入れて変形しないようにしているのですが、削ってしまえばアンコも削れているわけですから、あまり支えにはなっていいないのでしょう。


2方向目を加工する時にアンコを新しいもの(削れていないもの)に変えてみましたが、効果は薄いようです。
側面に刃があるから巻き込まれるのなら側面の刃がなければ良いのか。エンドミルの側面を削り落とすのはもったいないし。
刃物を1本バイトにして加工すれば良いのかもしれません。適当なホルダがなかったのでうまくいきませんでした。キチンとホルダを準備して試してみる必要があるな。。。


こういう方向の加工ならうまくいきそうなので、ボールエンドミルを使うと言う手もあるのかもしれません。

他のところでは、どの用な方法で加工されているのかな・・・

  
タグ :鉄パイプ


Posted by iso at 18:00Comments(2)フライス

2014年01月23日

402 変幻自在


またもや大物です。
今回はなんとかバイスでつかめる大きさですが、非力な私では持ち上げることができないので向きを変える作業も大変ですicon10
9.0×12.5×32.5=3656.25 比重7.8=28518.75 28.5キロicon67
9.0×14.5×32.5=4241.25 比重7.8=33081.75 33キロicon67icon67

まずはフライス盤で6面を加工していきます。
立フライス盤状態(写真がありませんface13

直方体になったら切り欠き部分を加工します。
バイスを横向きに取り付けて横フライス盤状態

例のごとくフトコロが狭いのでギリギリでの取り付けとなっています。



大きな面取り部を加工します。
万能フライス盤大活躍です。




これで終わりでなかった・・・
  

Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2013年12月26日

399 変身

あれicon60


なにか変icon66icon79


ヘッドが横向いてるicon77


このニイガタのフライス盤はヘッドを振ることができると以前に紹介していましたが、ここまで振って横フライスとして使うこともできます。

ただテーブルを目一杯手前に引いた状態でこの位置です。
テーブルの端とミーリングチャックの端面が同じくらい。
これに刃物つけて加工するわけですからフトコロが狭くなってしまいます。


例の鉄板の側面にφ30ミリの穴加工をします。
ドリルφ10→エンドミルφ20→エンドミルφ30

この作業領域を確保するため、刃物は最小限の長さで取り付けて、工作物を手前側で固定します。
工作物は大きくはみ出ています。
作業に追われて写真撮るのを忘れてた・・・face07
それでもなんとか4枚の鉄板を加工できましたface02



今年の更新はこれが最後です。
この1年ご愛読?ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいface02

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2011年12月14日

280 SL

これまた横フライスより登場の機会の少ない形削り盤。
セーパー(シェーパー)とも呼ばれます。

効率が悪いので、フライス盤に取って代わられて、最近めっきり出番がなくなりました。
バイスでつかめないような大物の時やフライス盤がふさがっている時に緊急避難的に使われたりしています。

今回はやや大物だったので形削り盤で加工してみました。
フライス盤で押さえるには、ジグやら、一工夫いりそうなので、
大きなバイスの付いている形削り盤でやってみます。


長さ400ミリの幅方向を削っています。


アルミの400×250の厚さを削っていきます。


往復運動するラムを見て、蒸気機関車を連想してしまいました。


剣バイトのノーズRを大きめに研いだ刃物で送りを0.3ミリ/ストロークで仕上げました。
表面粗さ的には、ヘールを使うまでもなかろうということ。


1面削るのに40分ほどかかりました。face13
ヘールバイトで送りを上げれば、格段に早くなるんですが。

遅いってことは、熱があまり発生しないと言うことで、熱変形には有利ですね。
薄物とかには効果的だと思います。


この形削り盤、先人の知恵がたくさん詰まってます。
機会があれば紹介していきたいと思います。


  


Posted by iso at 18:00Comments(0)形削り

2011年12月08日

279 横というより後?

あまり出番のない「横フライス盤」が動いていました。


カッタを付けて側面を加工しています。


加工面が向こう側になるので、加工の状態を確認しにくいので、やりにくいですね。


元々、アーバーを伸ばしてテーブル上面で加工する役割だったのです。
工具(エンドミル)の発展や機械の剛性アップに伴って、立(縦)フライス盤が主流になりました。
上から覘けるほうが、作業しやすいですもんね。
ポケット加工だと切り粉の排出に優れた横フライスの方が良いようですが。
見えない側でポケット加工はね。。。
NCとかマシニングということですかね。
  

Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2011年11月10日

274 異形物


イケール状の製品を追加工します。

裏から

横から


どうやって固定しますかね・・・
イケールのように立てて横フライスで加工。
加工面が向こう側(裏側)になるのでやりにくいなぁ。。。

そこで
こうやってみました。


裏側のリブをバイスで掴んで、レベル出しました。
バイス側には、豆ジャッキ入れてレベルを調整します。


前後のレベルは、敷き金で調整しました。



これで、面加工と長穴を加工できましたface02
思ったよりしっかりと固定できていました。
  
タグ :フライス盤


Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2009年03月12日

058 戦の後


今日は、入試の後期日程でした。
工場の脇に「ボケ」の花が咲いていました。
花の名前に↑大意は、ありません。face03



今回の搬出で、連れ出されたのは、このギヤシェーパー。
歯車を作る機械です。
歯車を作る機械といえばホブ盤が一般的です。ホブ盤が回転する刃物なのに対してコチラは往復運動の刃物です。
フライスに対して形削盤(縦削盤)のような関係です。


左側が刃物で右側に素材をセットします。




もう一台は、日立精機の横フライス。
ウチでは、横フライスの出番は少ないです。
コイツは、実験で使われてましたけどウルサイface10





天井に付けられていた段車も外されました。
ベルトは革製です。レーシングというヤツでつながれています。
クラッチ機構も見えます。

これらは、廃棄処分になりました。icon198
  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工場内

2009年03月09日

055 さようなら

工場内が広々しています。

前に古い機械のネタを書きましたが、それらがドナドナされていきましたicon198


他に、古い仲間の直立ボール盤、ギヤシェーパー、横フライスも共に旅立ちました。icon11


今年、ウチの大学は開学100周年ですが、その大部分を見届けてきたこれらの機械がなくなるのは感慨深いものがあります。
でも、古い機械3台は、遺産的価値があると認められて予算があれば、屋外展示のような形で舞い戻って来るかもしれません。
しばらく、この話が続きます。




  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工場内