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2017年12月26日

627 刃物イロイロ

今回が今年最後の更新となります。
駄文にお付き合いいただきありがとうございますface07
過去の記事を読み返すこともあるのですが、
なんだかなぁ・・・書き直したいというものが多いのですが、
たまにイイところを突いてるなというのもあったりしますface01

小ネタ集です。

SUJ2(高炭素クロム軸受鋼)を加工しています。
SUJ材はベアリングに使われたりする耐摩耗性に優れた、硬くなる素材です。
中心付近はそこまで硬くないのですが、外周部が熱処理してあるのか簡単には削れてくれません。
超硬M種のロウ付けバイトで低回転(160rpm・φ32)で乗り切りました。


0.3と0.5mm厚のメタルソー。2枚とも割れてしまいましたicon198
1mm厚のメタルソーへと撤退せざる得ませんでしたicon198
断続切削になるとリスクが高まりますねface10


いつもは右のST20を使用しているのですが、SNCM材を加工するときにAC2000使ってみるとうまくいきましたface02


17.5のドリル、手が滑って床に落下face08

見事に割れてしまいましたicon196
故意に叩き折ろうとしてもそう簡単には折れるものではありません。
よっぽど打ち所が悪かったのか。内部欠陥があったのかも、見た目ではわかりません。


よいお年をお迎えくださいicon97

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工具・治具

2017年11月22日

621 金太郎飴

この形状を6個作ります。

考えられる手順はこれくらいかな。

1.外径21mmの円板作ってボールエンドミルで溝加工(タテ位置)
  適当なサイズのボールエンドミルがない。半径以下で掴まないといけないので位置が決めにくい。X

2.外径21mm穴径4.5mmのドーナツを作ってエンドミルで溝加工(タテ位置)
  半径以下で掴まないといけないので位置が決めにくい。X

3.外径21mmの円板作ってボエンドミルで溝加工(ヨコ位置)
  位置が決めにくい。保持力が不安。溝加工後に潰れる恐れ。X

4.今回の手順
旋盤で6個分の外径を21mmに削ります。
中心に4.5mmのドリル穴を開けます。
フライス盤で4.5mmの溝加工

穴と溝のつなぎの部分が気にはなりますが、許容範囲内ということでface11

旋盤で4mm+αで突っ切り

金太郎飴のようにどんどん切り落としていきます。
生爪でチャッキングして、突っ切り面を仕上げ。

この後の工程、完成品の写真がありませんface13


  


Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年11月17日

620 月食

テフロンの円板を製作しています。
長い素材から突っ切り落として、突っ切り面を平滑に仕上げようとしています。

厚さが5ミリなのでちょっぴりしかつかめません。しかも強くつかんでしまうと変形してしまうので平行度がでませんface12
回転させたら案の定、品物が飛んでいきましたface14
回転させると遠心力で爪がわずかに開いてしまうからです。
品物を回転させる旋盤では無理なので、フライス盤に移動。
割出し盤の3爪チャックで保持。

エンドミルで何往復もするとつなぎ目の段差が気になるので、一本バイトで加工しています。
先日使っていたトレパン型のホルダーを使っています。

刃先はあたり幅が少ない方が抵抗が少なくて良さそうなので剣型のバイトを使います。

あり合わせの刃物でしのぎますface11
どこを削っているのかわかりにくいのでマジックを塗って加工しました。






月食みたいで面白かったので写真に収めてみましたface15
面取りは90度のスターティングドリルで縁取りすることにしました。
樹脂だからうまくいきましたface15


取り付けるときに芯出しはしているのですが0.05mmくらいは振れが残ってしまいますねface13

今回はこの程度の精度で問題ないのですが、きちんとやろうとするならこの後に加工する穴を利用してジグに貼り付けるとかしないとダメでしょうね。。。

あ・・・!face08

この記事書いてて思いついた・・・両面テープ・・・

  


Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2017年10月10日

613 四分割

尖った棒の先端部分を四つ割にします。
外径20ミリ、内径14ミリの止まりのドリル穴。


メタルソーで行こうとしたのですが、

刃物の直径が足りず貫通することができませんicon11
4方向から入れられるところまで削って、残った部分はエンドミルでちまちまと削ることになりましたicon10

ワイヤーカットでと言われそうface12
工作セミナーの余韻だface14

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)フライス

2017年10月04日

612 合体版?

以前の記事(つば付き、つばなし)の続編。合体版?
2017/05/30
591 つばなし
2017/06/05
592 つば付き
591 つばなし592 つば付き


図面はコレ↓


素材から荒削り。下穴ドリル加工。突っ切り。


ひっくり返して荒削り


内径加工。入口の穴径を正確に測れる方法がないface13


外形を仕上げ。つば部分も。

中略。写真がないface14
完成⁈微妙に失敗を繰り返したので3個になりました。。。face12

これくらいの直径と肉厚で2ミリほどツバが付いていれば問題なく削れるようですface15


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年09月28日

611 9周年

この1年は59回の投稿でした。全体では約68回/年。初年度が異常でしたねface11

9周年記念「記事にしようとしていて写真が不足していたりタイミングを逸した小ネタ特集」

筐体にφ40の穴を開けようとしてホルソーがなくて、昔ながらのドリル穴を繋いでくり抜いてヤスリ仕上げをしようとしてたら穴ピッチが合わなくてパックマン風になった。



2ミリの角柱が4ミリピッチでたくさん並んでいる銅のブロック(完成品の写真がない)



SKDの硬い素材にOリング溝を入れようとして苦戦した図(回転をググッと下げて乗り切る)


どこから削るかをテーマに書こうとしていたが写真で見ると仕上がりの汚さに断念face14


テーパ面のポケット加工。何を伝えたかったか忘れて没face12


斜め溝加工。ジグを使って円テーブルに載せて角度を振って加工。取り付けネジも削る前提で。だから削られるネジはナマクラを使用。


本日の一品用に写真を撮るも、穴も端面もネジ面も汚すぎて没face13


たまにこんな小ネタ集もいいかなface11
次の1年もお付き合いくださいface15

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工場内

2017年09月22日

610 夏休みの宿題

機械・工作技術セミナーに出ていた課題にチャレンジしてみました。

テーパ、細長い、センター穴不可、この辺がポイントでしょうね。
先端のφ3をどのように加工するかですね。
①センター穴を開けて、その分長めに作って最後に切り落とす。→どうやって切り落とすか?
②太い状態でφ3部分を先に作っておく。→その後のテーパ部はうまく削れるのか?
セミナーの中で、①の方法でで先端をワイヤー放電で切り落とすという案がありました。イイね!うちにはワイヤー加工機はないface14
そこで②の方法ですが、その後のテーパ加工をどうするかなのですが、センター以外の方法で支えられれば良いのでは。
固定振れ止めのようなもの。固定振れ止めは大きすぎてそのままでは使えない。
芯押し台の方でベアリングで支えれば良いのではないか。
内径3mmのベアリングを探したのですが出てきませんでした。
8mmならあるよ。
それに外径8mm内径3mmのブッシュを入れればいけるか。
それならベアリング無しでブッシュだけでもいけるんじゃない。デッドセンターみたいな感じで。

ということでブッシュを作ります。
φ6の黄銅を長さ15mmほどでカット。後で考えたれば、倍くらいの長さにしておけば楽だった。


主軸側にドリル、芯押し台側に切り落とした黄銅をドリルチャックでチャッキング。

こうやってドリリング→リーマとすれば同心も問題ないでしょう。



太い状態でまず先端のφ3部分をそろそろと加工します。
サーメットの片刃バイトで荒削り、ヘールバイトで面粗さと寸法を仕上げておきます。


このφ3部分を先ほどの黄銅のブッシュで支えてテーパ部を加工していきます。
この時、バイトとドリルチャックが干渉するので黄銅のブッシュは長く作っておくべきだったと反省face13



太い方のφ20のストレート部分を20mmほどつけて切り落とし。
そのストレート部分をチャッキングして反対側の太い側を加工。
センター穴→19.5ドリル→φ19エンドミルで穴底が寸法位置になるように加工。


もう一度センター穴→下穴ドリル→タップでネジ加工


テーパに合わせたメス型のジグに押し込んで、飛び出してこないようにセンターで押し付けて余分な端面加工。

残りの肉厚が薄いほど次の加工が楽だと思って下穴を攻めすぎか⁈部分的に穴が開いてるface12


最後はセンターを外して端面仕上げ。


ネジ部分を面取りでゴマかして完成face11





  

Posted by iso at 18:00Comments(2)旋盤

2017年07月13日

599 コロンブスの卵

軸(円柱)の中心にドリル穴を開ける。

私たち(加工経験者)は旋盤かな。と直感的に思います。
三爪チャックで保持→センタードリル→ドリルで終了です。

学生さんがボール盤でその作業をしていました。
ケガキ→センターポンチ→ボール盤に固定→ドリルとなります。
ケガキ→センターポンチに時間がかかりますね。


これが雌ネジ(タップ加工)になるとどうでしょうか。
いずれの場合も、機械に固定→下穴ドリル加工→面取り→タップ加工となります。
使う工具が2つ増えます。

たった2つと言えど大きな問題になります。
旋盤の場合これらの工具は芯押し台に取り付けて使います。
工具交換の度に芯押し台を動かさないといけません。これが重労働ですface14

ウチのボール盤はクイックチェンジを使っているのでワンアクションで交換が可能ですface15

ならばクイックチェンジを旋盤の新押し台に付ければ良いじゃないか。そうだそうだ!!
しかーし、工具の出し入れは芯押し台後端のハンドルをクルクル何回転も何十回転も回さないといけませんface12
工具の長さがバラバラなので大変です。数が少なければ我慢できるところでしょうが。。。

ボール盤だとハンドルを上下(正確には円弧)に動かすだけで大きなストロークを得ることができます。
ボール盤の不利なケガキ→センターポンチをなんとかすれば楽に作業できるはず。

最初の1個だけセンターを押してきてボール盤に3つ爪チャックで位置決めして固定します。

すると2個目からは、センタードリル→下穴ドリル→面取り→タッパーで完了となります。

こんなに大量でも気が楽ですね。

こう書くとこの段取りがスッと出てきたように思われるでしょうが、自分には出てきませんでしたface13
他人がやっているのを見て、あ〜!なるほどね‼︎って感心しました。
先入観、固定概念にとらわれない柔軟な発想が大切ですね。

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)仕上げ

2017年06月27日

596 ヒーター

銅にφ14のヒーターを入れる穴を加工しています。


14mmのドリルで開けただけでは途中までしか入りません。

14.1mmのドリルで開けるもわずかに治らないface14
5mmくらい残して入る設計です。

ドリル穴では真円にならず歪な丸になっています。穴が曲がっていることも考えられます。
ヒーター自体の精度(真円度、曲がり)もあると思います。
「φ14のリーマでサラってみれば。」と言うアドバイスでリーマで加工してみるとかなりいい感じです。
何度か繰り返してみるとキッチリ治りましたface15
ドリル穴の歪な分が取れていったようです。


14.1のリーマが必要かなぁ。。。

  


Posted by iso at 18:00Comments(2)仕上げ

2017年06月21日

595 いただき物

学内を散歩されていた方がフラリと工場を訪ねられて、「工具とかいりませんか?」
聞けば近所で工場を営まれていたそうですが、年齢的に辛くなったきたということで閉めることにされたそうです。
工作機械類など大半は知り合いの方などに売却できたそうですが、残っているもので使えそうなものがあれば譲りたいということでした。

後日、持って来ていただいたものがコチラ↓




製鉄のロールなどを加工されていたということで大型、高剛性タイプのものが多いようです。

ロングドリルもたくさん

その中でも一番長いヤツface12
伝家の宝刀⁉︎

測って見ました。φ15、長さは800mm

測っているスケールもデカイicon10
身長も測れますface11


他にもたくさん持って来ていただきました。
有効に利用させていただきます。

「お、これ欲しい」という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)その他