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2017年09月22日

610 夏休みの宿題

機械・工作技術セミナーに出ていた課題にチャレンジしてみました。

テーパ、細長い、センター穴不可、この辺がポイントでしょうね。
先端のφ3をどのように加工するかですね。
①センター穴を開けて、その分長めに作って最後に切り落とす。→どうやって切り落とすか?
②太い状態でφ3部分を先に作っておく。→その後のテーパ部はうまく削れるのか?
セミナーの中で、①の方法でで先端をワイヤー放電で切り落とすという案がありました。イイね!うちにはワイヤー加工機はないface14
そこで②の方法ですが、その後のテーパ加工をどうするかなのですが、センター以外の方法で支えられれば良いのでは。
固定振れ止めのようなもの。固定振れ止めは大きすぎてそのままでは使えない。
芯押し台の方でベアリングで支えれば良いのではないか。
内径3mmのベアリングを探したのですが出てきませんでした。
8mmならあるよ。
それに外径8mm内径3mmのブッシュを入れればいけるか。
それならベアリング無しでブッシュだけでもいけるんじゃない。デッドセンターみたいな感じで。

ということでブッシュを作ります。
φ6の黄銅を長さ15mmほどでカット。後で考えたれば、倍くらいの長さにしておけば楽だった。


主軸側にドリル、芯押し台側に切り落とした黄銅をドリルチャックでチャッキング。

こうやってドリリング→リーマとすれば同心も問題ないでしょう。



太い状態でまず先端のφ3部分をそろそろと加工します。
サーメットの片刃バイトで荒削り、ヘールバイトで面粗さと寸法を仕上げておきます。


このφ3部分を先ほどの黄銅のブッシュで支えてテーパ部を加工していきます。
この時、バイトとドリルチャックが干渉するので黄銅のブッシュは長く作っておくべきだったと反省face13



太い方のφ20のストレート部分を20mmほどつけて切り落とし。
そのストレート部分をチャッキングして反対側の太い側を加工。
センター穴→19.5ドリル→φ19エンドミルで穴底が寸法位置になるように加工。


もう一度センター穴→下穴ドリル→タップでネジ加工


テーパに合わせたメス型のジグに押し込んで、飛び出してこないようにセンターで押し付けて余分な端面加工。

残りの肉厚が薄いほど次の加工が楽だと思って下穴を攻めすぎか⁈部分的に穴が開いてるface12


最後はセンターを外して端面仕上げ。


ネジ部分を面取りでゴマかして完成face11





  

Posted by iso at 18:00Comments(2)旋盤

2017年09月15日

609 行ってきました!

機械・工作技術セミナーに参加してきましたface11
これは昨年まで行われていた機械工作セッション、機械工作スキルアップ研修の続編?にあたるものです。


開講式を終えて早速マイスター実演に移ります。
今回の安東マイスターはジグ研削盤の加工を得意としている方です。
ミクロンのももう一桁下、1万分の1ミリの精度を求められる仕事も多いそうです。
今回は基準の出し方について詳しく触れられました。
私たちの行っている業務ではタッチポイントで当たったところで0点(基準)を取る程度で十分です。
でもそれがホントに0(基準)として良いのか、機械のストローク以上の加工をする場合つなぐ時の精度はどうやって出すのかなどが問われました。
基準ブロックという溝型のジグを使っているそうです。これは初めて見たけれど市販品もあるそうです。
これとテコ式ダイヤルゲージを使って芯出しを行います。
これに付属して様々な質疑応答が行われなかなか深い講習会になりました。
残念なのは終始この芯出し作業になってしまったこと。もっと削る部分に進んで欲しかったな。もっと具体的な課題が必要なのかも。

午後ぎっちりと演習を受けた後は、お楽しみの交流会icon06
大半の方が参加され、多くの方と交流できました。
東大の研究会でも感じたのですが、高専の方が積極的に情報を求めているなと感じました。
一番良かったのは宮崎大学がお土産に持って来ていた甕仕込みの芋焼酎icon103
他所に行くときは何か手土産持って行こう。何が良いのかな。。。


2日目は課題探求型演習。
課題図面の製品をどのように加工するのかをグループごとに検討するものです。
同じものを作るのにも様々なアプローチがあるものです。
それぞれが持つ知識や技術、得意とする加工法・機械などによって変わって来るのでしょう。
それらの情報がグループの中で共有されスキルアップにつながったと感じました。
検討した内容をグループごとに発表し、それに対しての質疑応答が行われるという形式。
この課題は事前に発表されていたので、加工サンプルを持って来た方もいらっしゃいました。スゴイね。
6つの課題が検討されたのですが、その中でわかったことはワイヤー放電加工は万能⁈ということ。電気が流るる素材ならなんでもいけそうです。電気の通る素材に変えてくれと言いたくなるくらい。
最後の課題は、加工の例を実際の製品やジグ・工具を展示しながらの解説があり充実したものでした。
各機関から課題図面が寄せられると面白そうです。自分のところで困った製品なんかを課題にしてもらうとお互いに勉強になるのじゃないかな。

午後はオプション企画の施設見学
宇宙環境技術技術ラボラトリーというところを見学しました。
超小型の衛星を作って試験して運用しているということです。

その後も時間を取ってもらって他大学の状況について情報交換を行いました。
よその工場を見学するのは楽しいですね。
次はどこにいけるかなぁface15

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)研修・講習

2017年09月08日

608 ジュニアサイエンススクール

先月のことですが、子供たちの夏休み期間中にジュニアサイエンススクールを開催しました。
今回は昨年度と同様にクリップモーターカーを作りました。
実際に走らせてタイムを競ってもらいます。

前回よりも改善して、最低限の動作(車を走らせる)が実現できるようになっています。
それでも時間が足りずに計測までたどり着けない子たちがいたのが残念でした。
どこが悪いのか判断できないところが難しいところです。
なんだか偶然に頼る要素が多いので、うまくいく子とうまくいかない子のギャップが大きくなるのが問題です。
次回はその辺りも改善されてくると思います。


タイム順にメダルを授与しました。
もちろん自家製ですface15

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)研修・講習

2017年08月28日

607 だまし絵


 *クリックすると大きな画像が表示されます。

一見良さそうに見えますね。
直径表示を正面図に描いていれば両側の側面図はいらないんだけどな、、、んicon60

右側面図
円が二重になって、外側の円がφ15icon60
内側の円は面取りの内側の円を表してたのね。左側面図も二重になっているからね。
必要あるかなぁ。。。

断面図なのか⁉︎
いやいや面取りの円があるってことは外形図だよね。

と言うことは、もう1つ外側にφ20の円が必要だよね。
いやいや正確には面取りの円がいるから2つ必要なのか。
合計4重になるのねface11

面取りの円とか入るからややこしくなるんだよね。
シンプルにΦ20と15の二重円で良かったよね。
正面図に寸法入れて、正面図だけで良かったよねface11
CADが色々とやってくれるんだろうけど、どの情報を表示させるのか、させないかの判断は人に委ねられるよね。


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Posted by iso at 18:00Comments(2)図面

2017年08月22日

606 本日の一品(20170822)

品名:APG電極
材質:OFCu(無酸素銅)
加工機械:旋盤、フライス盤、ボール盤
加工時間:5時間
メモ:本日の一品2連投。無酸素銅にはイヤな思い出があります。。。




  
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Posted by iso at 18:00Comments(0)本日の一品

2017年08月16日

605 本日の一品(20170816)

品名:2017RearHub
材質:A7075
加工機械:CNC旋盤、旋盤
加工時間:11.5時間
メモ:いつものやつ。微妙に変更されています。




  

Posted by iso at 18:00Comments(0)本日の一品

2017年08月10日

604 仕上げ場

仕上げは、フライスや旋盤加工の後に、ボール盤で穴を開けたり、ネジ立てやヤスリがけなどを行なっています。
最後の工程になることが多いですね。

H鋼をコンターマシンでT型に切り分けています。

真ん中はフライス盤で貫通溝を開けています。
このままコンターマシンで切り落とすと、その瞬間にガタンと落ちて大変なことになりそうなので、寸止めで残しておきます。
残りは手ノコで切り落とします。

真上からは届かないので横向きに歯を取り付けて切っていきます。

力は入りにくいですが、わずかな距離なので頑張りますicon10

今思えば、H鋼の下に太い角木材なんかを入れておけば、そのままコンターマシンで切り落とせたのかなぁ。

こちらではパイプ材に穴あけをしています。

バイスでは掴めないので、Vブロックを利用してクランプで固定しています。

ケガキ線をスコヤに合わせて90度回転させています。

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Posted by iso at 18:00Comments(0)仕上げ

2017年08月04日

603 酷暑

今日、明日とオープンキャンパスが開催されています。


工場も会場になっていましたがお構いなく仕事はやってきます。
この炎天下に溶接のお仕事ですface14

他の仕事もいっぱいなので最長老も頑張ります。
2台で溶接している間に次の段取りを外でやっておきます。

外の方が涼しいんですface11
中で溶接やっている人は汗だくです。


なんとか完成icon97


実習のノート提出の日でしたが無事に提出できたかな。

そろそろ夏休みですねface15

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工場内

2017年07月31日

602 これって一般常識?

前期の実習は無事に終了しましたが、
後半にはこんなの↓も現れて参りますface13
見学の方に回っていただきましたface12



実習中の学生とのやりとり。
私 「ウエス取って。」
学生「icon79icon79
学生さんには何のことなのかわからなかったようです。
自分たちが普通と思っていることも意外と普通じゃないのか、現場用語なのかもしれないと思い、他のスタッフにもお願いして調査してみました。
実習の時間に学生さんにコレ↓見せて「これは何という名前(名称)?」と尋ねてみました。


お答え・・・タオル、雑巾、手ぬぐい、といっところ。
ボロ布とか出ると良かったのですが。。。
一般家庭では使わないですかね。車の整備とかもしない、できないようになってきてますからね。

インターンシップで現場に行った時に困りそうですよね。


の比重も尋ねてみました。
約8(7.9)が正解ですが、正解率は1/3くらいですかね。
畳み掛けるようにアルミは? 2.7で鉄の1/3ほど。
は? 19.3。
鉄の倍以上重いから持った時にグッとなるよ。持ったことはないけど。。。face12
金塊泥棒に行くとき困るよface11
それに近いのがタングステンだよ。タングステンは刃物の超硬の材料だよと繋げることはできます。


ハンマーの重さ当てクイズもやっています。
ヒントはハンマーに書いてある数字。

学生「2キロ!」
それじゃクイズにならんでしょface11
2キロと言えば2リットルのペットボトルと同じ重さですよ。そんなに重いかな。
他のも観察してみると分数もありますね。

単位が書いてあるやつもあるよ。

「LB?」
釣りとかしないの?
ボクシングとかプロレスとか。
「ポンド!」
古代ローマではこの単位を天秤の意味の「リブラ (libra)」と呼んでおり、これがポンドを表す記号“lb”の由来である。また、通貨の単位のポンドの略号“£”もlibraに由来する。「○○リブラの重さ」を“○○ libra pondus”と言い、このことから“pondus”がリブラの別名となった。(ウィキペディアより)
最近はグラム表示もあるよね。と思ってたら古いヤツもグラム表示や併記しているものもありました。

では、1ポンドは何グラム?

こうなると豆知識、雑学王的になってきました。


タップやダイスでネジ加工している時、反対方向に回してネジが加工できなくて悩んでいる学生さんもいます。
「ネジを締める方向に回しましょう。」
学生「icon79icon79
「水道の蛇口を止める方向」
学生「うちの蛇口は上げ下げです。」
face08

ジェネレーションギャップですかface12


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)実習

2017年07月25日

601 分解

なんだかよくわからない電子部品を持ってこられて「中を見たいので表面だけ削ってもらえませんか」との依頼。


変則形だし、中の構造もわからないので、バイスに掴んでリューターで削ってみることにしました。

バイスの口金に木材をかませて固定します。
変則形の形状を柔らかい木材が変形して掴んでくれます。

エアリューターで角の部分を削っていきます。
角を削り落とせば上部が蓋状に取れるのではないかと期待しています。

なんとか中を覗くことができましたが、想像していたほどうまくはいきませんでしたface14

ちょっと雑でしたかね。
固定のジグとかちゃんとした方がよかったのかな。。。
同じように固定してフライス盤でエンドミルで加工できたかもしれません。

  

Posted by iso at 18:00Comments(2)仕上げ