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2017年05月30日

591 つばなし

前回の部品の1つ。

テーパ面が多くて手間がかかります。
外形のテーパをどうやって加工するかが問題。
最後は図面左側、φ30長さ10mmをチャッキングして加工することになるんだろうな。潰れないかな。アンコが必要かもね。。。

素材外径φ40からφ33.5まで荒削り。

いつもの超硬スローアウェイでは構成刃先で効率上がらずface14
ハイスの片刃バイトでなんとか打開。

ドリルで下穴まで開けて荒削り終了。

図面右側、4度のテーパ穴を加工します。


寸法プラス05mmくらいで突っ切ります。


図面左側、6度のテーパの外径と穴を仕上げます。
直線部分が10mmあるので、刃物台を6度傾けたまま10mm横送りして、そこから刃物台を送ってテーパ面を加工します。


再び図面右側。4度の外径を仕上げます。
直径30ミリで肉厚2.5ミリあって、メンドくさいしっかりしているのでアンコなしでチャッキングしました。外径にキズがつかないように紙を巻いています。念のため芯押し台からセンターを押しています。


なんとか完成face16

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年05月24日

590 3in1


CNC旋盤が仕事で詰まっているので汎用機にて加工。
テーパ面だらけでちょっと大変face14
入口と出口の数値を入力して正確にできるNC機と違って、角度のズレが加工直径の誤差につながるので厄介です。
ダイヤルゲージを当ててなるべく正確に角度出しはやったのですが、どの程度できていることやら。。。
そもそもテーパ穴の直径を正確に測ることが難しい。無理。



3つが組み合わさって溶接されるそうです。


長くなりそうなので、この話題続きます。

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年05月18日

589 覗き見

隣の旋盤を盗撮icon207

大小のフランジが短いテーパ状の円筒でつながっている形状のようです。



尾行してみると、、、
UFOicon60


その後は、押さえつけられて

無理やりicon11四角にさせられていましたface12


先ほどのUFOはV溝を入れるための工具だったようです。





  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工具・治具

2017年05月12日

588 どうする?

連休にかまけてサボっていましたface13



全長8mm。胴体部分外形12mm、内径8mmリーマ穴。フランジ部の直径16mm、厚さ1mm。
こいつの胴体部分の長さを1mm短くしてくれという依頼。

加工自体は難しいことではないのですが、どうやって固定するか。。。

①内径内張のマンドレルを使用
マンドレルを作るのが面倒face12
刃物との干渉を考慮しないといけない。
固定は確実な気がするface11

②3爪チャックの生爪でフランジ部をチャッキング
生爪への交換が面倒face12
1mm厚のフランジをチャッキングするのが不安。

その結果、選んだ答えは、、、
③治具で固定
こんなの↓


旋盤で加工後、コンターマシンで割りを入れました。浅く入れ変形しやすいように反対側にも浅い割りを入れています。
これ作るくらいなら生爪と変わらないんじゃと言う意見はごもっとも。
個人的に生爪の成形の方が手間かかりそうと判断したからです。この辺は好みの問題だと思う。

素材もアルミで、わずかに削るだけなので切り込み控え目で問題なく削れました。
この直径の比なら加工に耐えられるくらいの強度はありそうです。



これを書いてる時に思いついた。
④フライスで加工
Vブロックを介してバイスで固定すれば早かったかも。

薄いVブロックがあるか?(←作りたくはない)
加工後の面取りが面倒

やっぱ ないな。。。face11



  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工具・治具

2017年04月20日

587 新学期

新学期が始まっています。
こんな製作依頼がくる時期です。


工作実習の方もガイダンス、安全教育が終わって本格的に始動しました。
こちらの脳の方の始動は、ままならず、説明の順番やら段取りでまごつく場面もありましたface12


技術部の活動をアピールしようとテクノロジー展なるものを開催しました。



工作班も過去の製作品を展示しました。



周知の問題などで来場者は多くはありませんでしたが、どんなものが、どの程度のものが作ることができるのか知っていただけたと思います。


そういえば新学期恒例のこれも開催します。
キーコ、キーコ言ってる自転車見かけたら立ち寄るようにお声がけください。


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)大学内

2017年04月14日

586 本日の一品(20170414)

品名:RING
材質:A2017
加工機械:CNC旋盤
加工時間:1時間(プログラムを除く)
メモ:ネットで見かけたものを模して作ってみました。表面粗さの向上と丁寧な面取りが必要ですね。






  

Posted by iso at 18:00Comments(0)本日の一品

2017年04月10日

585 けんさく

森田じゃありませんface13(←おっさんネタ 千葉県知事)
久々の研削ネタです。

硬い素材の硬さを測定する時に数値が安定しないのが取り付けの不安定さからきてるのじゃないかという推測。わずかに綺麗な平面を作って安定させようという作戦。
金型材の硬い材料なので平面研削盤で加工します。
いつも使っている超硬の刃物と変わらない硬さなので、もっと硬い砥石で加工しないといけないわけです。
砥石の刃物となる砥粒は硬い素材でできてます。ダイヤモンドの砥石もありますから、理論的にはなんでも削れるということです。
1回で削れる量がわずかなので時間はかかります。

素材の形状が円柱なので精密バイスにつかんでマグネットチャックに固定します。

切り込みは、荒加工が3ミクロン(0.003ミリ)ずつ、仕上げは0.5ミクロンずつです。
トータルで0.3ミリほど削ります。

切り込みが小さくて、加工速度が速い(2000m/min)ので火花を散らして加工します。
冷却や潤滑、洗浄などのために大量の水溶性の加工液をかけて加工しています。
5ミリ幅ほどの研削面ができれば、できあがりicon97


研削の話はあまり出てきてないので、機会を見つけてできたらいいなと思いますface01

  

2017年04月04日

584 勝手違い

幅広の溝入れ加工です。
溝幅25ミリ。半割りのリングを圧入するので−0.02〜0.04ミリくらいで仕上げたいところ。
そうなると表面粗さもそれなりに仕上げる必要がありますね。

まずはステッキで荒削り。
溝底の径は厳しくないのでそのまま仕上げます。
両端面は溝幅の寸法と表面粗さを仕上げるために0.2ミリずつほど残しておきます。

左の端面はいつものサーメットの片刃バイトで仕上げます。

右の端面は超硬付け刃の隅(すみ)バイトで仕上げることにしました。
この刃物は刃の向きが逆に付いていますね。
刃先を自分の方に向けて、右に切れ刃が付いているものを「右勝手」、左に刃が付いているものを「左勝手」と呼びます。
チップの記号ではR、Lで分類されていることが多いですね。

勝手違いの刃物は出番が少ないのでスローアウエイで揃えていることは稀ですね。
ということで安価な付け刃のバイトを利用しています。

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤工具・治具

2017年03月29日

583 束になって


φ6mmの棒の両端にネジを切るだけ何ですが、

6種類×24本+3種類×12本=180本!

1mの素材から切り出すだけでも大変です。

手ノコで切って旋盤で長さ整えるなんて気が遠くなります。

±0.5mm程度の精度で良さそうなのでファインカッターで切って、旋盤でダイスを使ってネジを作っていきます。

切るのも1本ずつ測っていては終わりそうにないので、スケールを使って治具?を製作しました。

シャコ万でスケールを固定して、他端はアルミのブロックをシャコ万で固定しテイルだけなんですがface11


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)工具・治具仕上げ

2017年03月23日

582 トーキョー&キタキュー

3月8日〜10日に開催された総合技術研究会(東京大学)に行ってまいりました。
8日は、機械・ガラス細工分野の技術交流会に参加しました。

駒場キャンパスの生産技術研究所の試作工場の見学。
戦前の建物の中にはNC機がずらりicon103

大半のお仕事はNC機だそうです。
70名ほどの参加だそうで2回に分かれていたにもかかわらずすごい数icon77
その後の名刺交換会にも大半の方が残られていました。
その名の通りに多くの方と名刺を交換致しました。
今回はこのために来たようなものですからface02

9日、10日は本郷キャンパスです。

午前は、シンポジューム。
これまでの研究会の歴史とこれからが話されました。
見聞を広げるタイプ、議論を深めるタイプ、若手がどんどん発表できるタイプなどなど、そろぞれに特徴を持った研究会にしていく必要がある。ということかなと感じました。
午後は、ノベール賞の梶田先生の特別公演、口頭発表と進みます。
最後はポスター発表。私も1件ポスターを貼らせて頂きました。ほぼこのブログの宣伝ですface11
ここでも多くの方とお話しできて有意義でした。自分と同じ時間帯のポスターの方とお話しできなかったのは残念でした。興味深い内容もありましたから。


10日は口頭発表。
機械分野の座長をこなしました。お陰様で大過なく終えることができたと思っております。
この日は合格発表が行われており、安田講堂前はチアの人がいたり、門の前にはTVカメラが何台も待ち構えていて、すごい盛り上がりでした。

この研究会を通して名刺をいただいた方には先ほどメールをさせて頂きました。


翌週は、九州工大で行われた機械工作スキルアップ研修。
東から西へ。なかなかハードな日程ですface12
午前中は、工作実習の話を中心とした技術交流会。
今後の開催についても触れられていましたが、次回は9月を予定されているようです。


午後からは、お待ちかねのマイスター実演。
その前のお話がちょっと長かったのは言わないでおこう。
虹面加工も鏡面加工も透明加工も同じバイトで同じ理論。
刃物の形状が大事なようですが手研ぎでは難しい。ヒントはあったので実験してみよう。
作業着を着て行った割に作業するシーンはほとんどなかったface14




昨年の工作セッションといい、これだけの人が集まるということは工作分野の技術職員の方が情報や交流をそれだけ求められているということの証だと思います。
機器分析技術研究会があるように工作技術研究会もできるんじゃないかな。。。
このような交流の場が、大きな研究会の分科会として併催されるようにならないかな。他力本願face12


色んな方々とお話しさせていただく中で、「全国工作室スタンプラリー」なんていうのが面白いんじゃないかと。御朱印集めなんてのも密かにブームになっているようですし。
他所の工作室(工場)を覗いてみたい、ウチの工作室の立ち位置を確かめたい、という気持ちはみんな持っているようですので、お互いの工作室を見学するきっかけ作りになるんじゃないかと。
まずは、オリジナルのスタンプ作りお願いしますface11 スタンプ帳も作りましょうかface15


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)研修・講習