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2015年04月30日

475 シンニング

また鋼球の穴加工がやってきました。
超硬ドリルを研ぎ直しながら加工しています。
今回は10個もあるので、シンニングがない方が工具寿命が長くて良いかなと思ってたんですが、刃先をよーく観察するとチゼルの部分に切り屑のような物がこびりついています。そこでシンニングを入れるとサクッと削れるようになりました。

以前にドリルの記事をいくつか書いていますが、シンニングについてはあまり触れていないようです。


この写真のドリルの右側半分だけ見てください。
大きく分けて上側の横長の長方形、
その下側の三角形、
さらにその下のブーメラン形(上に反った弓形)、
の3面から構成されています。

一番上の四角形の上端が切れ刃になります。
2番目の三角形状が逃げ面、
3番目のブーメラン形状がシンニングと言うことになります。

シンニングはチゼル(ドリルの右と左の境目)部分を短くして切削抵抗を減らそうということです。
チゼルの部分は押しのけているので抵抗が大きく、シンニングすることで切削に近い状態にして抵抗を減らそうと言うことです。
ネットで検索するといろいろとでてきます。自分の記事も出てきてびっくりface11
その中で気に入ったのはこれ。
心厚部の切れ刃を形成する研磨のことです。
チゼル部分の心厚だけを少し落とし、負のすくい角として切れ刃を形成します。
シンニングを行うことで主に食い付き性が向上し切削抵抗を軽減できるため、穴あけ効率があがります。


シンニングするとなぜ抵抗が減るのか的なことを細かく書こうと思ってはいましたが、画像とか準備が足りないのでまた次回に。
縁が薄いのか中々書ききれませんねface13

今回はシンニングした方が切れ味よくなるし、5個くらいはいけるよと言う備忘録ですface11



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