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2018年07月18日

660 ローソク

ザグリ穴、正確には平ザグリ、の加工

突先から図面指示の所定の深さまで通常の円錐キリで下穴を開けます。

上から覗くとこんな感じ。

底部が円錐面なので、ローソクキリを使って底の底面を作ります。
肩から図面指示の深さまで加工します。
削れるのは底部の円錐部分だけですが。

肩で目盛りを合わせて所定の深さまで。
とは言えボール盤の目盛りってこの程度ですから細かな寸法は難しいですね。

加工後、上から覗いてみると、わかるかな。。。


こんな面倒なことしなくても初めからローソクで開ければ良いんじゃないとお思いでしょう。
本当に最初ならローソクからでもいけます。
しかし、こういう加工は、ほぼ最初に貫通穴が開いていて、そこに段付き穴を加工をすることになります。
穴が開いている部分でローソクを使うともの凄くブレます。笑えるくらいface11
センターリングをする部分が中心部の1点だけだからです。
円錐キリだと円錐面がセンターリングの案内面になってくれますから安定しています。

薄板とか真鍮とかの穴加工は最初からローソクで加工した方が出口付近が安定して作業できます。

雑学?
118度の円錐キリは切刃が直線になります。
それより大きいと凹んだ形状になります。ローソクの場合は180度より大きく190度くらいでしょうか。
それより小さいと凸った形状になります。

  


Posted by iso at 18:00Comments(0)仕上げ