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2016年09月30日
552 8周年
9月の終わりは周年記念です。
この1年は52回の投稿となりました。
週1回ペースですね。このペースは維持し続けたいですね。
時々、他大学の方から「ブログ、見てますよ」と言われてこそばゆいです。恐縮です。
研究会等でこそこそ宣伝してますからね。
お陰さまでこのブログサイトでのランキング25位内をウロウロする程度にまでなりました。
地方のブログサイトですが光栄ですね。目指せヒト桁
たまに昔の記事を読み返すことがあるのですが、雑ですね
表現や言葉使いやら、、、
最近は意識して書いているのですが、ままなりませぬ。
あきれずにお付き合いいただければ幸いです
2016年09月26日
2016年09月20日
550 気づき
リング状のネジの突っ切り落とした端面を加工しようとしています。
つかんでいる幅は5ミリほど。
回転させて面振れを修正しようとしています。
回転させた瞬間・・・
ガチャンという音とともに品物が飛んでいきました
アルミニュームですし、この形状で強くチャッキングすると変形しますし、芯出しもうまくいきません。そのため軽くチャッキングしています。
回転させると遠心力で爪がわずかに開くのでつかむ力が弱くなってしまいます。
それで外れて飛んでいったと言うことです。
悪いことにバイトを近づけていたので外れた際にからまってネジ面に傷が入ってしまいました
ネジ山だけ修正と言うことも考えたのですが、この形状ですと変形していることもありえるので作り直すことにしました。
今度は失敗できませんから確実な方法を選択します。
ネジ部を直接つかみます。ただし、ネジ部に傷がつかないように銅板を巻いています。
これだと段付き部を爪に当てることで面ブレも防げますし、チャッキングも安定します。
“最初からこうすれば良いじゃない”ごもっともでございます
まだまだ修行です
この記事を書き終えて、こんな方法(内張り)もあったな。。。
こちらの方が良かったか。と反省
2016年09月14日
549 テーパ
以前、本日の一品で紹介していますね。
フランジにテーパを突き刺したような形状です。
以前のものとは寸法が少し違っています。
今回は作り方シリーズです。
作り方は何通りか有るのですが、今回はこの方法で。
材料:S45C φ42×L100
まずつかみ代を削ります。
黒皮のままチャッキングして加工しても良かったのですが加工中に動いてしまうとイヤだったので(←好きな人はいないでしょうが、、、)面倒くさがらずに確実な方法を選択しました。
フランジ部分まで片刃バイトでφ13程度までストレートに荒削り。
フランジから奥側は超硬のステッキバイトを使ってφ16程度まで荒削り。
どちら側もまだストレートのまま、テーパにはなっていません。
刃物台を振ってテーパ削り。
フランジの根元が計算値になるように仕上げていきます。
奥側の仕上げはハイスのステッキバイトで。
テーパの角度に合わせて刃先を成形しています。
終端の長さで段差を付けておいてφ15になるように追い込んでいきました。
最終端のネジ部の荒削りも済ませて突っ切ります。
生爪でフランジ部分をチャッキングして最終端のネジ部の加工を済ませて、できあがり
2010/09/21
品名 : ネジ締め装置スピンドル コーン材質 : ニッケルクロム鋼加工機械 : 旋盤・フライス盤加工時間 : 6時間メモ : 3.3度のテーパが必要らしいのです。
フランジにテーパを突き刺したような形状です。
以前のものとは寸法が少し違っています。
今回は作り方シリーズです。
作り方は何通りか有るのですが、今回はこの方法で。
材料:S45C φ42×L100
まずつかみ代を削ります。
黒皮のままチャッキングして加工しても良かったのですが加工中に動いてしまうとイヤだったので(←好きな人はいないでしょうが、、、)面倒くさがらずに確実な方法を選択しました。
フランジ部分まで片刃バイトでφ13程度までストレートに荒削り。
フランジから奥側は超硬のステッキバイトを使ってφ16程度まで荒削り。
どちら側もまだストレートのまま、テーパにはなっていません。
刃物台を振ってテーパ削り。
フランジの根元が計算値になるように仕上げていきます。
奥側の仕上げはハイスのステッキバイトで。
テーパの角度に合わせて刃先を成形しています。
終端の長さで段差を付けておいてφ15になるように追い込んでいきました。
最終端のネジ部の荒削りも済ませて突っ切ります。
生爪でフランジ部分をチャッキングして最終端のネジ部の加工を済ませて、できあがり
2016年09月08日
548 ダンマ
ダンマ550L、ダンマ700Lは鱗片状の微小マイカ片を集積し、シリコーン接着剤で一体化した耐熱性・断熱性・電気絶縁性を有する材料です。
<特長>
1.優れた耐熱性(550L:550℃ 700L:700℃)を有します。
2.マイカ鱗片の積層効果により、曲げ強さ及び圧縮強さは一般の断熱材に比べて数倍強く、構造材料としても使用できます。
3.電気絶縁・耐アーク・耐コロナ・耐トラッキング・耐電圧に優れます。
4.切断・切削・研磨・穴あけ等の機械加工が可能です。
素材製造:株式会社岡部マイカ工業所
参照:http://www.okabe-mica.co.jp/plate04.html
この会社の工場は実家のすぐ近くだ
アスベストに変わる断熱材としても注目されているらしい。
マイカ=雲母の薄ーいシートを積層して固めてあるようです。光沢がある面(茶色)の方向に重ねてあるようです。
ヤスリで削ってみると柔らかで密な感じです。
加工はできそうですが、積層しているので剥がれてこないかが心配です。
四角から丸にします。丸材は高いらしい。
四つ爪でつかんでいると割れて(剥がれて)きました
逆側に慎重につかみ直して旋削していきます。
なんとか削れていますが、ドリルで穴加工をするとヒビが入ってきました。
φ5→φ9.7とステップしてリーマ加工したんですが、、、もっと細かくステップしないとダメなのか。
突っ切り落として端面加工
なんとか形を維持したままここまで来ました。
ヤスリで面取り加工をしている手の中で粉々になってしまいました
もう1つも慎重に加工するも穴の段階でクラックが。。。
慎重さが足りなかったのか。。。
切込み0.5、送り0.1程度なのだが。
いつものサーメットだったが、ハイスで0.1ずつくらいだったのだろうか。。。
大きな方は積層方向に加工と言うことでクラックの心配はなさそうです。
加工を進めていくうちに
あれ目盛りが変??
目盛りが動いたかな?品物が動いたのかな?
そうでもないようです。
寸法を測ってみると
大きく(厚く)なってる
どうなってるんだ・・・?
よーく見ると先端側の表面が荒れている。
積層部分が浮いて来てるんだ。
最終的にこうなりました
学生さんと協議を重ねてこれをうまく利用した形で使っていくことになりました。
材料が余分にないだけに加工条件を見つけるのが難しいですね。
<特長>
1.優れた耐熱性(550L:550℃ 700L:700℃)を有します。
2.マイカ鱗片の積層効果により、曲げ強さ及び圧縮強さは一般の断熱材に比べて数倍強く、構造材料としても使用できます。
3.電気絶縁・耐アーク・耐コロナ・耐トラッキング・耐電圧に優れます。
4.切断・切削・研磨・穴あけ等の機械加工が可能です。
素材製造:株式会社岡部マイカ工業所
参照:http://www.okabe-mica.co.jp/plate04.html
この会社の工場は実家のすぐ近くだ
アスベストに変わる断熱材としても注目されているらしい。
マイカ=雲母の薄ーいシートを積層して固めてあるようです。光沢がある面(茶色)の方向に重ねてあるようです。
ヤスリで削ってみると柔らかで密な感じです。
加工はできそうですが、積層しているので剥がれてこないかが心配です。
四角から丸にします。丸材は高いらしい。
四つ爪でつかんでいると割れて(剥がれて)きました
逆側に慎重につかみ直して旋削していきます。
なんとか削れていますが、ドリルで穴加工をするとヒビが入ってきました。
φ5→φ9.7とステップしてリーマ加工したんですが、、、もっと細かくステップしないとダメなのか。
突っ切り落として端面加工
なんとか形を維持したままここまで来ました。
ヤスリで面取り加工をしている手の中で粉々になってしまいました
もう1つも慎重に加工するも穴の段階でクラックが。。。
慎重さが足りなかったのか。。。
切込み0.5、送り0.1程度なのだが。
いつものサーメットだったが、ハイスで0.1ずつくらいだったのだろうか。。。
大きな方は積層方向に加工と言うことでクラックの心配はなさそうです。
加工を進めていくうちに
あれ目盛りが変??
目盛りが動いたかな?品物が動いたのかな?
そうでもないようです。
寸法を測ってみると
大きく(厚く)なってる
どうなってるんだ・・・?
よーく見ると先端側の表面が荒れている。
積層部分が浮いて来てるんだ。
最終的にこうなりました
学生さんと協議を重ねてこれをうまく利用した形で使っていくことになりました。
材料が余分にないだけに加工条件を見つけるのが難しいですね。