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2024年03月01日

948 九州地区総合技術研究会in大分大

6年ぶりに対面での研究会が開かれるということで大分へ行ってきました。
前日に大分高専の見学会をされるグループに混ぜてもらって前乗りしました。

工作室。高専らしい

アーク溶接のVR




こんな専門外の施設も見学できるのも良いところです。

本題の総合技術研究会
開会前に勝手に分科会
大分大学の工作室見学




機械工作技術研究会の報告とPRもありました。


ダイヤルゲージ?!


もちろん夜の交流会も楽しめましたface15
2日目も居たかったところですが、会議と研修が入ってしまったので泣く泣く戻りました。

  

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2024年02月13日

946 マイスター研修

毎年恒例となっているマイスターを招いての技術研修
今回はワイヤー放電加工機のマイスターに来ていただけることになりました。
ワイヤー放電加工は比較的新しく導入された機械で前任者もなく基礎的な導入講習の他は担当者の情報収集でまかなわれてきました。集まった情報を精査するのによい機会となりました。
まずはお話から

マイスターは金型や研削盤を製造している企業にお勤めで技術継承の研修は行なっているものの、今まで社外に講習にいったことはないとのこと。企業秘密もあるでしょうからね。大学ということで今回は認められたそうです。

サンプル品も見せていただきました。写真はNGということでした。
肉眼では確認できないほどの微細な加工です。1/1000ミリ単位の修正もあるそうです。

その後は実機を使っての講習
普段のやり方を見てもらいつつ、質疑しながら進めていきます。
時間的、コスト的な効率化を進めることができそうです。


技術情報だけでなく企業の取り組みなどを伺いつつ民間企業との違いも知ることができました。
今回の研修も有意義なものでした。
また来年度もマイスター研修を企画してみようと思います。

  

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2023年09月29日

番外編 研究会ロス

機械工作技術研究会が終わってロス状態になっていたようです。
9月は周年の月、15年経ったみたいですface11

ロスから抜けきれないので浜松の思い出を綴っておきます。
浜松ギョウザ


静岡大のキャラクター「しずっぴー」


屋外展示は歯車関係ばかり。理由は謎でした。





工場はキレイで整理されていました。




工場で気になったもの
ワイヤー加工の抜け殻

彫刻機。カーボン電極を作って放電でスタンプを作るそうです。

樹脂の爪


スズキ博物館が予想以上に面白かった。失礼しました。
ジャガード織り機。複雑な柄が織れます。

パンチカードで制御しています。

そのパンチカードを作るやつ

鉄製パンチカード。これで4色くらいはやれるようです。

昔の人の粋。蛍光灯の傘の穴が笹の模様になっています。

昔のデザインがカッコイイface15



ジウジアーロ・デザイン

入ってすぐの350馬力の船外機に度肝抜かれた

今では環境対策も


夜編はもっと楽しかったけど自主規制face12
駅近くの立ち飲み屋も教えてもらったの機会があれば途中下車して楽しみたいface15




  

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2023年09月15日

934 4年ぶり

機械工作技術研究会に参加してきました。
1999年に九工大で第1回が開催されて新型ウイルスの影響で4年ぶりに第2回が開催されるということになりました。オリンピックか!?
会場は静岡県浜松市

静岡大学浜松キャンパス


初日は「発表」と「どうする段取」50人の参加者が意見を交換しました。リアルは良いねface16


初日は交流会も開かれて盛り上がりましたface15


2日目は「施設見学」と「分科会」他所の工場は気になるものです。設備や使っている道具以外にもいろいろとチェックしていきます。

分科会ではキサゲの実演も見られてラッキーでした。


午後からはオプション企画のスズキ博物館見学

予想以上に良い展示でした。織機をじっくり見てきました。

工作に関連する鋳物のモデルやハサミゲージを使った検定コーナーなどヒントもありました。


まだまだお伝えしたいことはたくさんあるのですが、機会があればご紹介します。
ウチの大学の出身者やこのブログの読者にもお会いできました。
来年は広島大学。またお会いしましょう。

しまったicon10集合写真を撮れば良かったface14

  

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2023年03月15日

908 オンライン

最近は便利なのか、どうなのかオンラインのミーティングが当たり前になってきました。
あまり興味のない会合は、わざわざ足を運ばなくても良いので便利です。
わざわざ足を運んででも参加したいのが機械工作の研修。
オンラインでもわかることはあるけれど、ライブでないと感じられないことはたくさんある。
そんな中でのオンライン分科会
参加された方は有益な情報を手に入れられたでしょうか。

9月の静岡が楽しみでたまらない!!

  

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2023年02月21日

904 玉虫色

毎年恒例となっているマイスターによる研修。昨年に続いて今年もTIG溶接を行います。
まずはマイスターのお手本を見学

ずらっと並んだブースに1人ずつ入って作業開始

練習してきなさいよ。って言われていたにも関わらず何もやらないままにこの日を迎えた私 face12
上手くいくかとか言う問題の以前に、どうやって使うのかも覚えていない状態 face13
それぞれのスタイルで取り組みます。



玉虫色の綺麗なビードを目指して黙々と励みます。
午後からは隅肉やパイプ付けに取り組む優秀な人もいます。


ヒリヒリするなと左手首を見てみると見事な日焼け face14
電気の溶接は放電によるエネルギーで金属を溶かしていきます。その時に強力な紫外線が出るので完全装備です。長い革手袋が良かったのかな。。。

この傷が癒える前には練習しておきたいですね。しないんだろうなぁ・・・しなさいよ face11

  


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2022年11月14日

889 行ってきました

第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)に行ってきました。

会場のビッグサイト

話だけは聞いていたものの私費で行くのは躊躇われていました。
今回は出張という形で行かせてもらえることができました。

広いし、人は多いし、疲れましたが、大いに得るものはありました。
時間の短縮や人手不足解消のためと思われる自動化が大きな傾向かなと感じました。
1チャッキングで全ての工程を完了させることで、脱着や移動にかかる時間の省略に加えて精度の向上も図れる。
5軸加工機や複合加工機とロボットを組み合わせて素材の脱着も自動化。
切り屑処理などに工夫をし、トラブルを抑えて無人化。
私たち大学の工場とは方向が違いますが、ニッチな製品や特化した工具類など参考になるものはたくさんありました。
各メーカーの方々と直接話すことで、最近の動向を知ることができ、間接的に学生さんにも伝えることができると思います。

期間中、晴天に恵まれ朝は電動アシストのシェアサイクルを利用して通いました。混雑した電車からも解放されて快適でした。

  

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2022年09月13日

881 課題提出

調子に乗って取り組んだ夏休みの宿題も提出の時期が来ました。
毎年、来ていただいている企業の研修を開催するにあたってより良い内容にできるように研鑽していたのです。
4日間に渡り旋盤、フライス、溶接、鋳造、研削、測定と盛りだくさん


私が担当した鋳造もまずまずの成果だったのではないでしょうか


事前に出された課題でクリアできなかったものもありました。
下型

上型

中子

形はできたものの

収められないicon109

隙間に指が入らない
ならば掴むところを作ってみたものの

見事に崩壊icon11

収められたとしても角度の調整も必要で上型を被せられない可能性大です。
所詮、鋳造に関しては素人なので、もっと奥深い方法があるに違いない。
自分が機械工作の動画を見ていて、結構危ないことやってるなと思うくらいずれている気もする。。。
今回もネット検索で随分と知識は深まりましたが、実技は伴いません。
鋳造で製作するということはまずなく、実習のためにどこまで追い求めるかも微妙なところです。
鋳物砂の水分と突き固め具合が重要という気はしているface12
  
タグ :鋳造研修


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2022年03月16日

855 ウイーク

この時期に集中する技術研究会。世情からオンライン開催ばかり。
移動がないので、時間や費用がかからずに参加はしやすいのはイイ事です。あまりなじみのない研究会をのぞいてみたりできます。
反面、コミニュケーションが難しかったり、スキマの雑談で得る情報の豊富さ、何より移動の楽しみが無くなるというデメリットもあります。

まずは、情報技術研究会オンラインカンファレンス、実験実習技術研究会、技術職員組織研究会、地区の総合技術研究会、そして先ほどまで行われていた機械工作技術研究会オンライン分科会と続きました。

今日のオンライン分科会は「工作室運営」をテーマに行われました。
普段は表に出てこないお金や人材の話しが語られて参考になりました。
チャットも活発で様々な情報が出てましたね。貴著な情報が出ていたチャットをコピーせずに退出してしまって後悔していますface14
あ、、、このブログの宣伝するのも忘れてたicon10

毎回言ってますけど、対面で喧々諤々にやりたいですね。

特に写真がないので、続きで小ネタを出しておきます。

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2022年01月13日

848 マイスター

昨年末のことですが、例年行なっているマイスターを講師にお招きし研修を行いました。
昨年度はコロナの影響で中止となっていたところ状況が落ち着いているところで開催にこぎつけました。
今回は「溶接」
近ごろ主流になりつつあるTIG溶接を学びます。
会場は溶接協会を使用させていただくことができました。普段は検定試験などが行われているところです。ずらっと並んだ溶接機で一人一台ずつなのでじっくりと取り組めます。


まずは運棒の練習。
トーチを適切なスピードと短いアークを保ちながら動かすことがポイントです。
普段はアーク溶接もしないから手は動かないし、目は見えないし(老眼鏡が必要でした)いきなり苦戦しています。
ただ、アーク溶接と違って、アークの発生が簡単、カバーで距離を保ちやすい、というところは有利かも。

1時間ほど練習したら、次は溶接棒を溶かし入れていく練習。
そうTIG溶接は、右手にトーチ、左手の溶接棒をアークの熱で溶けたクレーターの先にチョンチョンと補充する感じで溶かさないといけません。
右手だけでもろくにできていないのに、左手も。。。face14


表面はキレイな玉虫色、裏面も溶けすぎてない、というのを目標に奮闘の結果・・・無残face14


あっという間にお昼の時間。一旦、お昼休みを挟んで再開。
午前中の復習をやって隅肉溶接の練習
こちらマイスターのお手本。綺麗な玉虫色に揃ったビード。

よーく見るとガイドが当たっている跡も規則的なギザギザになっています。
ご紹介が遅くなりました、こちらが山田マイスター


朝9時から16時過ぎまでそれぞれに集中して取り組みました。

そう簡単に習得できるものではないことはわかっています。
どのようにすれば良いかはわかったので、そうなるように練習するのみです。
受講したみんなが面白かったと言うように収穫はありました。
また来年も機会を作って講習を受けたいと思います。
マイスターに練習して来なさいよと言われてますから少しでも進めておきたいと思います。

  


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2021年09月24日

830 区切りの9月

JABEEってなんだよicon08
先生から説明用の動画をお願いされて、てんやわんやicon10

9月はこのブログにとって区切りの月です。
この1年で53の記事を上げていたようです。
前半は、コロナの影響でリズムが整わずにお休みが多かったですね。
無理せずぼちぼち続けていきます。
今回が830ということで定年までには何とか大台に届きそうですface11

そしてこの時期は、工作技術研究会も開かれます。
今年こそと思ったのですが、願いは叶わずリモート開催となりました。
そんな状況でも有意義な情報がたくさんいただけました。
工場見学の信州大学さんは、変わらずに整理整頓された工場でした。

チャットも賑わってました。
このブログもコッソリ宣伝しておきました。そのせいか最近の訪問数が増えていますface15
来年こそは、対面でパーっとやりたいですよface11

  

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2021年09月08日

828 自主トレ


フレンチクルーラーみたいface15

先日の企業研修では、鋳造もやりました。
学生実習では砂型を作って終わりです。過去の企業研修もそれで通してきました。
今回は流したいと。鋳込みたいとの意向face12
そんなことやったことないよ・・・
自社で使っているものの方がイメージしやすいだろう、ということで小さめの木型が送られてきましたface13

昨年も今年も鋳造の実習はやっていないので鋳物砂も乾らっから。
水を撒いて1週間ほどかけて使えるようにして、自主トレ開始。

これは簡単。と思っていたら湯口つけるところ間違った。


これはクリア!


文字のあるやつ。わずかに段差があるので見切りをつけて上型。

文字もキレイにできた!
湯(溶解した金属)を流してみた。
今回は融点70度の低融点合金を使用。お湯で融けますface11

上型と下型の間からダダ漏れface14
文字はキレイにできてた。



中子のあるヤツ。
中子が大変だった。中に心棒入れました。

流してみた。

湯が足りなかったface14
固まるのに少し時間がかかるような気がする。

湯が足りてないので上側が平らface12
慌ててバラすと漏れ出てきます。
中子は崩れずに中空品ができていました。

冒頭の砂型も流してみた。
上型を作らずオープンで流す。



イイんじゃないですかface11
でも、この砂型作るのに3回くらい失敗した。
突き固め具合だとか、離型剤とか、鋳物砂の水分量とか、
実際にやってみないとわからないものです。
良い経験させてもらいました。
普段の製作では、利用することはまずないだろうけどね。

ほんとは今回かなりのプレッシャーでした。うまくいくイメージができない。
今まで研究会とかで収集した情報や先輩から伝え聞いていた話などをフル動員してなんとか体裁を整えました。
研究会に遊びに行っているわけではないんですよface15

研修の時にも型の合わせ目から漏れ出てきて、完成品を作ることができませんでした。

中子の様子がわかるカットモデルみたいになりましたface12
この辺の経験を積んで、より良い成功体験を提供できるようにしておきたい。

この他にも、レーザー加工機でMDFの板を切り抜いて型を作り、アクリルの板で挟んで流す。というのをやりました。

アクリルだから湯が流れて行くのを目視できます。
どこに湯道をつけるかとか、鋳造方案を考えるのにも良い気がします。
子供達向けの学習活動にも使えそうですね。

  


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2021年08月27日

826 企業研修

数年前からお受けしている企業の方に向けた研修。
受ける方ではなく、教える方という立場は色々な面で身が締まる思いです。
今回が3回目ということで会社としては、通常の業務を外れ、安くない費用を支払っても、十分な効果があると判断されていると思われます。
期待を裏切らないように充実した研修を計画しました。
今回は入社2〜3年目の6名の方が4日間に渡り受講されます。
計測

溶接

鋳造

旋盤

フライス

研削(写真を撮ってない)

鋳造は、低融点合金を流しこんで整形するところまでやりました。
普段やらないことなので、準備が大変でした。
やはり準備不足で漏れ出る失敗がいくつかありました。

企業さんからのリクエストをこなしていくには時間が短く、進行が駆け足になってしまうところもあり、次回は改善できると良いと思います。

  

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2021年03月25日

804 卒業式

本日は、卒業式
新型ウイルスの影響で色々と問題はありますが、なんとか工夫して式典は行われたようです。

私たちも新規導入のCADCAM講習の最終日
移動は不自由ですがプロジェクターより60インチモニターが見やすいface15
もう少し低く設置しないと首が痛くなるface14

2日間×3回、計6日間とたっぷりやっていただいたおかげで私を含む高齢の職員もだいぶ理解が深まりました。この辺りは若い人は吸収が早いなと感じます。
旋盤、フライス盤、ワイヤー放電に対応できるポストも設定いただきました。
CNC旋盤での加工例


シンクロタップや文字彫りもできました。
旋盤は基本的にXZの2軸の加工なので、メリットはそこまで感じられません。
ミーリング加工は文字堀りなど大きなメリットとなるでしょう。
3D曲面の加工では断然真価を発揮しますね。
同時3軸加工で、もうCADCAM無しにはありえないですね。



3次元曲面への文字彫りなんかも出来るように?なりましたface11

これで私たちも卒業ですが、独り立ちできるでしょうかface12

  

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2021年03月05日

802 シーズン

この業界?3月は研修シーズン

メインはコレだった・・・

オンラインでの開催となりましたicon11 牛タン食べたかったな。。。
来年の東工大もオンラインで決定のようです。
オンラインでも情報は十分にゲットできました。時節柄オンライン関係の内容が多く参考になりました。
オンデマンドでいつでも何度でも見られるのは良いのですが、質疑がチャットなのでもどかしいですね。
リアルタイム発表はどうだったんだろう?興味ある題目がなかったので全然見てなかったface12
大きな研究会は情報収集が主だけど、他大学の技術職員の人たちとのコミュニケーションが重要なんだよね。そこから得られる情報が有用です。
嫌な人もいるらしいけれど、移動も楽しいものですface15 旅好きicon06

先月末にやってきたNC旋盤の導入講習

これはCNC旋盤使っているのでなんとかなりそう。
設定の手間が変わるけれど慣れると大丈夫なはず。

レーザー加工機も導入しました。

キット品なので組み立て中。
それなりの金額なのでモノにしたい。
総合技術研究会でも多くの方が利用し使いこなしてました。稼働率も高いということで有効に利用できるようにしたいと思います。

問題は、CADCAM
過去に何度も取り組んでいるはずなんですが、身につかないface14 一杯一杯で写真もないface12
10年前にCNC旋盤がやってきた時も宝の持ち腐れになるんじゃないかと心配したけれど、それなりに使えるようになっている。と思う。
触れてる時間の長さで解決できる部分はあると思う。でも脳みそも10年分劣化してますface13
この手の奴は、動かない時には全く動かない。どうしていいかも分からないのが問題。
こういったブログも陳腐化しているような気もします。世間はFacebook、Twitter、InstagramとかSNS流行り。さらに新しいものが次々と。もうついていけませんicon11
今回は3回、計6日間に渡り丁寧に講習やってもらっているのでなんとかせねば。。。

あっ!
来週は技術部内研修だったicon95

  

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2020年09月28日

776 一回り

9月はこのブログを始めた月ということで区切りになります。
2008年スタートなので干支が一回りということですね。
この1年はコロナの影響?で48回と少な目(ここ数年は50-60程度)の投稿でした。
先日のオンライン技術研究会でコッソリここの宣伝したらアクセスがグッとアップしましたface15
今後もよろしくお願いいたします。

そのオンラインでの技術研究会の感想を綴ってみたいと思います。
参加登録は37名、入室数は35くらいだったようです。隣で同時に視聴している人もいたようです。
今回が初めてという方も半数近くいらっしゃったようです。オンラインだと移動の手間、時間、体力、経費などがなくなるということで、お試しで覗いてみる感覚で参加しやすいのかもしれません。

昨年のリアルの技術研究会と大差ない人数だったと思います。
が、雰囲気は少し違いましたね。

リモートならではの間だとか、顔色を伺えない、会場の空気感が読めないなどで和気藹々と意見交換とはいかなかったようです。
少数のグループであれば受け身ではなく意見を出す責任感?必要性みたいなものが生まれるのかもしれません。
この人数規模であれば、パネルディスカション形式や講演形式である程度の発表とその後の意見交換のような方式が良いような気がしました。
この辺は進行の問題もあるかもしれません。
逆にテーマを絞って少人数で行えば効果的で、距離に関係なく行えるので実施しやすく頻度を上げることもできるかもしれません。

自分の発表動画をあげておきます。
雑な編集で内容もicon79ですが、同調していただいて同様の内容の資料を送っていただいた方もいらっしゃいました。face11

友人が得意満面に話しかけてきました、
「炊きたてのご飯に新鮮な生タマゴ割って醤油を垂らして食べるとメチャクチャ美味しいicon67
誰でも知っていると思っている「卵かけご飯」ですが、知らない人がいるかもしれない。知らない人にとっては大発見。目からウロコです。名付けてTKG発表
暗黙知を形式知に変える。こういった情報を共有することでスキルの底上げを図って行こうという作戦です。

今回、一番残念なのは、リアルでの懇親会icon142icon151が行えないことですicon11
来年は、静岡で餃子をつまみながら盛り上げれるようになることを切に願っています。

  

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2019年09月23日

728 工作技研

行ってきましたface15
ダイジェストでお届けします。

まずはダンドリ会議



続いて口頭発表


夜は交流会



2日目は、工場見学に機械別分科会


突然、刃物を研いで試し削りする場面も

午後はオプションのマイスター講習
今回は、旋盤、フライス盤、仕上げの豪華3名体制!




  

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2019年03月20日

700 若手?

若手技術職員対象機械工作技能講習に参加させていただきました。若手ではないけどface11
フライスの技能検定2級の課題を仕上げるというもの。
講師は九州工大と長崎大学のマイスター資格を持たれている技術職員の方。
1台の機械に2名の受講者がオス型とメス型をそれぞれ担当し、交替で作業を行っていきます。
最初に座学で、切削条件やアップカット・ダウンカットなどの基本的な事項の説明がありました。
用語や基本的なことを確認してから進めることで、うやむやに作業をしてしまうことを避けることができると思われます。

まずは6面体の加工から。
この6面が正確にできていないと、この後の加工の精度に影響してきます。

初日はここまでで終了。
夜は交流会で楽しみましたface15

2日目は、溝加工、勾配合わせなど行っていきます。
お二人の講師の方の加工の順序や方法が微妙に違っているのも興味深かった。

最後に測定をして精度の確認を行いました。
機上でも同様の精度で測定できる技術も求められてきます。

このように他大学、他の組織の方と共に作業をすることでアプローチの違いや様々な情報を見て触って得られることは貴重なことだと確認しました。
各大学に技能資格を持たれている方も多くいるので、連携してこのような実践的な講習がより多く開催されるとそれぞれのスキルアップにつながっていくでしょうね。

  

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2019年03月14日

699 九州大学

総合技術研究会に行って来ました。
今年は九州大学と言うことで近場ではありますが、博多駅・天神からの遠いこと。
バスは乗り換えなしで良いのですが1時間近くかかりますね。渋滞すると更に時間がかかる上に座れない。しかも30分に1本face14
初日の行きでバスは諦め、九大学研都市駅からの地下鉄にしました。駅までのバスは5分おきにあるし渋滞も関係ありません。

初日
工作・ガラス加工分野の交流・見学会でした。

ベイゴマを作ってくると言うテーマでした。作ろとはしていたのですが時間が取れませんでした。
提出された作品はそれぞれ工夫されていて、発想も素晴らしいものでした。
プレゼン後に投票して1位になったのはこちら58面体ブリリアンカット

私もこちらに投票しました。
コマとダイヤモンドを結びつけられた発想に脱帽です。

他には複数の素材を圧入して成形された発想も素晴らしく、美しいものでした。


理学部の工作室の見学もありました。
ガラスの工作室も充実していました。


2日目
開会式に先立って震災関係の安全衛生の講演会、開会式に続いて森田先生の「新元素の探索」ニホニウムの発見の講演、口頭発表というメニューでした。


これら全てのプログラムに先立って、有志による工学部の工場見学会を行いました。

旋盤の各部の名称や操作方法の説明板

触ってはいけないところは赤テープ、操作しても良いところは黄テープ。学生さんにはわかりやすいかも。

工具も整理されています。学生さんに持って行かれないのかな。。。

外観は工場ぽくない。黄色いドアから入りました。


夜は情報交換会。400人超と言う盛会。食べるものはあっという間に無くなってしまいます。
私たちは0次回でicon142icon151軽くやっていたので落ち着いていましたface11
差し入れで持ち込まれた各地の地酒を飲み比べながら、多くの方と交流を深めました。
当然の二次会を終えて宿に戻ろうとするところで、知り合いに出会ってもう一杯icon152


3日目
最終日はポスター発表と口頭発表。
こんなの見つけました。いよいよ始まるみたいですねface11

口頭発表も聞いて、質問もしましたよ。

博多の最後の夜なのでお疲れ様会を開催。
初日はモツ鍋だったので、今日は水炊き。
ボリューム満点で美味しかった。屋台にも行って大満足な研修でしたface16


来年は鹿児島ですね。
その前に9月の九州工大ですね。

  

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2018年09月18日

670 機械工作セミナー 

この時期恒例となっている表記の講習会に参加してきました。
遠くは静岡、長野からも参加されていて30名超の講習になりました。

挨拶は置いといてface11演習1から。
工具メーカーによる講習。
タンガロイさんが回転工具のことについて話されました。
自分としては、すでに知識として知っていることが大半でしたが、そのことの確認やあやふやだった部分の再認識、新たな情報など身につけることができました。


演習2は昨年も行われたダンドリ会議。
課題の図面をどのような工程で作っていくかをグループで協議します。
私のところは扇型の穴加工。
ベストは型彫り放電。ちょっと問題はあるけどワイヤー放電、隅に工具Rが残るけどマシニングセンター(NCフライス盤)でもいける、などと言った意見が交わされました。
その後、全体発表。
自分が気になっているところを質問してみたり、積極的に取り組みましたface11


1日目終了後は交流会。

意外と皆さんお飲みにならないですね。

ここがはけたら二次会へ。
一旦、ホテルにチェックインして集合場所の駅前へ。
駅ナカの餃子屋で餃子やジンダ煮、もつ鍋など地元の名物いただきましたface11


2日目
このセミナーの目玉と言うべきマイスター演習。
今回は2人のマイスターがお越しで、仕上げとフライスを入れ替わりながら受講しました。
フライスは技能検定3級の加工。六面体削りがメインとなりました。エンドミル加工まで行きたかったな。でも例年より削りましたよface11

仕上げはヤスリで平行に平面を仕上げると言う課題。
光明丹を使って、赤あたり→黒あたりと精度を上げていきます。久々に真剣にヤスリがけしましたface11

その合間に測定の講習も。
内側、外測のマイクロメータを使って測定を行います。最後に発表される正解と比較します。
わかっていることもマイスターの発言で自信を持って行えるし、伝えることができます。


2日目終了後もマイスターを囲んでのランチミーティングもあり、地元メシの「かしわ飯」のお弁当をいただきました。
その間にもマイスターから色々な話を聞くことができました。

さらに、情報交換会が行われ、今後の開催方法についてなど意見交換が行われました。

来年以降も楽しみです。
次は3月の九州大かなface15

  

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