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2017年03月23日

582 トーキョー&キタキュー

3月8日〜10日に開催された総合技術研究会(東京大学)に行ってまいりました。
8日は、機械・ガラス細工分野の技術交流会に参加しました。

駒場キャンパスの生産技術研究所の試作工場の見学。
戦前の建物の中にはNC機がずらりicon103

大半のお仕事はNC機だそうです。
70名ほどの参加だそうで2回に分かれていたにもかかわらずすごい数icon77
その後の名刺交換会にも大半の方が残られていました。
その名の通りに多くの方と名刺を交換致しました。
今回はこのために来たようなものですからface02

9日、10日は本郷キャンパスです。

午前は、シンポジューム。
これまでの研究会の歴史とこれからが話されました。
見聞を広げるタイプ、議論を深めるタイプ、若手がどんどん発表できるタイプなどなど、そろぞれに特徴を持った研究会にしていく必要がある。ということかなと感じました。
午後は、ノベール賞の梶田先生の特別公演、口頭発表と進みます。
最後はポスター発表。私も1件ポスターを貼らせて頂きました。ほぼこのブログの宣伝ですface11
ここでも多くの方とお話しできて有意義でした。自分と同じ時間帯のポスターの方とお話しできなかったのは残念でした。興味深い内容もありましたから。


10日は口頭発表。
機械分野の座長をこなしました。お陰様で大過なく終えることができたと思っております。
この日は合格発表が行われており、安田講堂前はチアの人がいたり、門の前にはTVカメラが何台も待ち構えていて、すごい盛り上がりでした。

この研究会を通して名刺をいただいた方には先ほどメールをさせて頂きました。


翌週は、九州工大で行われた機械工作スキルアップ研修。
東から西へ。なかなかハードな日程ですface12
午前中は、工作実習の話を中心とした技術交流会。
今後の開催についても触れられていましたが、次回は9月を予定されているようです。


午後からは、お待ちかねのマイスター実演。
その前のお話がちょっと長かったのは言わないでおこう。
虹面加工も鏡面加工も透明加工も同じバイトで同じ理論。
刃物の形状が大事なようですが手研ぎでは難しい。ヒントはあったので実験してみよう。
作業着を着て行った割に作業するシーンはほとんどなかったface14




昨年の工作セッションといい、これだけの人が集まるということは工作分野の技術職員の方が情報や交流をそれだけ求められているということの証だと思います。
機器分析技術研究会があるように工作技術研究会もできるんじゃないかな。。。
このような交流の場が、大きな研究会の分科会として併催されるようにならないかな。他力本願face12


色んな方々とお話しさせていただく中で、「全国工作室スタンプラリー」なんていうのが面白いんじゃないかと。御朱印集めなんてのも密かにブームになっているようですし。
他所の工作室(工場)を覗いてみたい、ウチの工作室の立ち位置を確かめたい、という気持ちはみんな持っているようですので、お互いの工作室を見学するきっかけ作りになるんじゃないかと。
まずは、オリジナルのスタンプ作りお願いしますface11 スタンプ帳も作りましょうかface15


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)研修・講習

2017年03月17日

581 リフレッシュ

自分がよく使っている旋盤の刃物台。
バイトを固定するボルトの先端部が傷んでいました。
一番右が新品icon12

先端が傷んでいると締め付ける時にバイトが動いてベストな位置からズレて、固定し直すということが何度もありました。
1本2000円超ということで躊躇していましたが予算的に大丈夫ということで傷んでいた3本全て交換しました。

これで快適に作業ができますface02

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年03月13日

580 心配。。。

こんな図面がやってきました。



はい。56.57mmですね。
CADで描くときに自動で入力されちゃったのかもしれないですね。。。

一般交差でいいんですよね。どのくらいの許容値か知ってますよね。。。
キリ(ドリル)穴ですよね。どのくらいの精度か知ってますよね。。。


2つの品物が重なればいいんですよね。。。
6キリには何が通るんでしょうね?
M6のネジってことはないですよね。。。

端面基準っていうのも気になりますね。。。


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)図面

2017年03月07日

579 内径加工

こんなの作ります。
内径が膨らんでいる形状が手間かかりますね。
内径奥の30ミリの穴はドリルで良いそうで、先端形状もドリル形状で問題ないということになりました。


素材はSUS304。掴みしろを荒削り。


振り替えて外径の荒削り。
削ってみるとSUS304じゃなさそう、、、303ぽいなぁ。


再び振り替えて、ドリルで50まで荒削り。

超硬バイトで内径を60手前まで荒削り。
入口が大きいのが救いです。

ハイスの内径ステッキに替えて、内径80部分の荒削り。


内径を仕上げていきます。
内径の隅のアールもだいたいで問題ないということで、アールバイトに替えて中仕上げから仕上げまで。

側面を仕上げるときは、バイトを少し傾けて側面からアール部分を仕上げていきます。

内径のできあがりface01


外径を仕上げて完成ですface02


  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年03月01日

578 研究会

今日から3月です。
この時期になると研究会やら研修やらが多くなってきます。
授業がないと割と時間が使いやすくなります。

8日(水)〜10日(金)は、総合技術研究会2017東京大学に行ってきます。
手ぶらでは行けないのでポスター発表(9日)します。このブログの宣伝をしてきたいと思いますface11
8日に開催される工作技術交流会が目的です。工作系の技術職員の方々と情報交換しながら交流を深めたいですね。
10日の口頭発表の座長も依頼されました。タダでは許してもらえないですねface12
昨年の実験・実習技術研究会in西京で座長デビューしています。一度やると目をつけられるのかなぁ。。。
そのまま居残って東京見物とも思っていましたが、子供の卒業式なので、すぐに帰ります。。。face14

17日(金)は、機械工作スキルアップ研修(九州工業大学)です。
昨年の工作セッションを引き継いだ形で行われるようです。
こちらはタップリ時間を取っているので、前夜祭から懇親会まで楽しみますface15



どちらかいらっしゃる方はお声がけください。
お会いできることを楽しみにしています。

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)研修・講習

2017年02月23日

577 やっちまった

前回のコの字、完成と思われたのですが端面にネジ穴があるよ。と言うことで追加工です。

これが正解なのですが、、、
その前に貫通穴とザグリ穴の加工をしていたので、そのままのドリルで穴を開けてしまいましたicon95

ツルツルですicon41M12なのに12.5の穴ですから引っかかりようがありません。

作り直すのが筋なのですが、、、
次善策として、M14のネジにする、スリーブ打ち込みしてM12にする。。。
学生さんと相談の結果、スリーブ打ち込みしてM12にすることになりました。

この穴をφ16のリーマ加工します。
このリーマ穴に合うようにスリーブを作ります。この時点でM12のネジも立てておきました。
これをツライチまで打ち込みます。


このままでも大丈夫だとは思いますが、大きなトルクで締め付けたり、大きな衝撃で抜けたりズレたりしないようにピンを打ち込みます。
今回はM5の皿ネジを深さ20mmほど入れて縫いました。


今回はこれで勘弁してくださいface07
このようなことがないように十分注意して作業します。

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)仕上げ

2017年02月17日

576 バレンタイン

2月14日に届きましたicon06

ちゃんとねじ込めるようです。


サイズは、、、

外径は15mm弱。


ピッチは2.5のようです。

素材や加工精度からM16の並目と考えるのがいいのではないでしょうか。
シリコン型から作っていると思うんですが、一種の鋳造ですね。
あまり柔らかいものは難しいでしょうが、切削でもいけそうですね。

おっさんはロマンのカケラもないですねface13

もちろん美味しくいただきましたよface16

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)その他

2017年02月13日

575 めった斬り

25mm厚の鉄板をコの字に加工します。
全部を削るのは無駄なので、隅にφ20のドリル穴を開けてノコ盤へ。

縦に挟んで切っていきます。

ノコの刃が穴に達したところで刃を戻します。
ノコの刃は斜めになっていますが、穴の直径でカバーできます。

両側を切るとかんな感じ。

この穴と穴を繋げば切り離すことができます。
コンターマシンで頑張ろうかとも思いましたが、フライスでやるってことで、、、face15

全部削ると開口部が縮まるようなので厚さ5mmほど残してコンターマシンで切断です。
5mm厚ならコンターマシンでも楽に切れます。

今度は軽めにバイスに加えて仕上げ加工です。

はい完成icon97
写真がない・・・face13
このシリーズが3種類あったので、そっちで勘弁してくださいface12




  

Posted by iso at 18:00Comments(0)仕上げ

2017年02月07日

574 ほどほどに


つかみ代も十分あるのですが、外径が全てネジなので、最後につかみ代を削り落とす時が厄介です。しかも材料がSNCM630と言うネバ硬い素材。

最終的には、ネジ面を銅板を介してチャッキングしてつかみ代を削り落とすことになりそうです。
それなら削り落とす部分は、なるべく小さいほうがいいよねーface11
保持力の関係で長さ方向は短くしたくないので、径を小さくしよう。

ステッキで荒削りするのがマイブームface11
ネバい材料だと切り屑が絡みつかなっくていいよねー。
ついでに反対側のネジ部分も黒皮をがっちり掴んで荒削り。やっぱりステッキ。
荒削り終了!


外径を整えてネジ切り。
M56で問題発生face14
初めは良かったんですが、切り込みが大きくなった時にズレるんです。ネジ溝とバイトが。
加工物とチャックと空回りしているのが原因のようです。
チャック面ギリギリまでネジを切りたいのでバイトを上げるのをなるべく遅らせていますがが、遅すぎると不完全部分にかかって切り込みが大きくなり過ぎて切削抵抗が大きくなった時に起こるようです。
あまりにつかみ代の径を小さくしすぎた為に把握力が足りないようです。
増し締めしても解決できず、センターを押し付けて端面の摩擦力も利用してなんとか加工終了です。

M12の方もOリング溝も無事終了。


ネジ面を銅板を介してチャッキング。つかみ代を切除。


なんとか完成icon10
やりすぎはいかんですね。
何事もほどほどですface11



  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤

2017年02月01日

573 真犯人

旋盤でテーパ削りをしています。
テーパ角53度なので刃物送り台を26.5度傾けて加工しています。
刃物送り台に直角にバイトを向けた状態で加工していました。

直径が小さくなってくると削れなくなって刃物を進めることができなくなりました。
切り込みを0.2mmくらいに減らせば削れます。
刃物台を回して刃物を軸と直角にすると削れるようになりました。


これは横切刃角の影響なのかなと思い、もっと刃物を傾けると違いが出るのか試してみました。

体感できるほどの違いはありませんでした。
この時は深く考えずに仕事を進めていました。
この記事を書くにあたり、撮った写真を見ながら考えていると一つの考えが浮かびました。

原因は、切刃角ではなくて逃げ角ではないか。
切刃角が原因ならば外径に関係なく影響が出るのではないか。
横切刃角が大きな負の角度になっているので、外径切削ではなく内径切削の状態になっているのではないか。

外径が小さくなる=内径が小さくなる、小さな内径を加工するには大きな逃げ角が必要。
そのため加工が進んで外径が小さくなると逃げ面が干渉して削れなくなる。
切り込みが小さければ逃げ面の干渉を受けにくいので削れる。
と言うことでしょう。
そんなに外れてはないと思います。
自分的にはスッキリしました。


参照:三菱マテリアル加工技術データベース

  

Posted by iso at 18:00Comments(0)旋盤